なんと言ってもクロツラヘラサギに沸いた週末でした。
◆カモ類・・・上の池で一番目立つホシハジロは250羽程でした。
◆タカ類・・・チュウヒが上の池でオオバンを仕留めました。3時間近くヨシ原にとまっていたので「狩りをする気がないのか」と思いましたが、狙いを定めていたのでしょうか?
◆クイナ類・・・上の池に浮かぶ枯葉の塊でミシシッピアカミミガメが日向ぼっこをしていますが、この場所に突如バンが現れました。オオバンは目立つもののバンはあまり見かけていなかったので意表をつかれました。
◆シギ類・・・エリマキシギ、アカアシシギ、イソシギ、タシギ、セイタカシギといつものレギュラーメンバーです。
◆カモメ類・・・3日の夕方にユリカモメがウォッチングセンター上空を60羽ほどの群れが飛び回り、夕焼けに映えていました。
◆小鳥類(1)・・・通称“田んぼ”の観察窓では鳥たちの水浴びが見られます。ムクドリとオナガの群れが同時に水浴びしていたときはちょっとやかましい感じでした。
◆小鳥類(2)・・・カケスが珍しく開けた園路に降りていました。食べつくしつつあるドングリを探していたのでしょうか?
【常連さん情報】東なぎさ:トモエガモの群れ 上の池:ミコアイサ♀
(2006.11.03 園路のカケス
Garruius glandarius下の池周辺 撮影:大原)
昨日、元スタッフT君の結婚式の帰り道に鳥類園に寄ったところ、なんとクロツラヘラサギが東なぎさに現れているとのこと。望遠鏡で見てみると、東渚の東端の石積の上で休んでいる姿を見ることができました。昨年は9月から11月にかけていましたが、今年はいつまで居てくれるのでしょうか・・・(忠)。
中央右のでっぷりとしたサギみたいのがクロツラヘラサギです。見てみたい方はこの写真の場所を探してみてください(大原)。
いつも来園してくださるE様からウソの写真を頂きました。紅葉したモジミと一緒でとてもキレイです。私はまだ飛んでいるところしか見ていません・・・(忠)。
(ウソ
Pyrrhula pyrrhula 2006年11月29日 撮影:E様)
鳥類画家の箕輪義隆さんの個展「うみどり」が、今日から原宿の積雲画廊で開催されます。ご存知の方も多いかと思いますが、箕輪さんの絵は、とても丁寧でお人柄が表れていると思っています。バーダーその他でイラストを見る機会もあるかと思いますが、原画はまた一味違いますので、ぜひお立ち寄りください。私も今日会社を早退して行く予定です。(忠)
詳しくは、箕輪さんのホームページ
挿絵工房までどうぞ。
先日、文一総合出版さんから、以下の2つの本を寄贈して頂きました(いつもありがとうございます)。という訳で少しだけですが宣伝です。
①野鳥と木の実ハンドブック
野鳥写真家としておなじみの叶内さんの本。植物の苦手な人も、鳥から入れば覚えやすくなりかも知れませんね。
②樹皮 ハンドブック
業界では噂になっている新進気鋭?の林さんの本です。既に重版が決まっているとか。ぜひ一度お手に取ってみてください。
詳しくは
文一総合出版のサイトまでどうぞ。(忠)