2009年第一週の記録です。1月3日(土)は休館日のため、4日(日)のみの勤務でした。(大原)
・カワウ・・・カワウは上の池で最も体の大きい鳥ですが、チュウヒに食べられていました。自分よりも小さいチュウヒを甘く見ていたのでしょうか?チュウヒによるカワウの捕食は
2005年にもあります。
・サギ類・・・最近、ゴイサギが昼間から亀島周辺をウロウロしています。
・カモ類・・・猛禽類が目立つため、カモの数は依然として少なく、ホシハジロ約350羽、キンクロハジロ32羽、コガモ15羽、カルガモ9羽、ハシビロガモ2羽です。水路にはウミアイサがいました。
・猛禽類①・・・カワウを3時間も食べ続けていたチュウヒですが、常連さんのお話では「狩りに成功したのは前日」だそうです。ということは、カワウを二日間かけて食べ続けいていたことになります。どうして他の猛禽類はチュウヒが食べ残した獲物に興味を示さなかったのでしょうか?
・猛禽類②・・・その他には、ミサゴ、オオタカ、チュウヒ、ノスリ2羽です。学生のS君がハイタカらしきものを確認しました。東なぎさにはハヤブサも。
・クイナ類・・・スタッフは確認できませんでしたが、クイナは上・下の池にいたそうです。
・シギ類・・・下の池にはイソシギ1羽だけです。舞浜側の旧江戸側水路には、アオアシシギ1羽、セイタカシギ6羽を確認しました。
・ツバメ類・・・鳥類園だけに限らず、公園全体でヒメアマツバメが見られたそうです。
・小鳥類①・・・ウォッチングセンターと竹林の間の湿地は、鳥達から人気の「水飲み場」になっています。ツグミ、ヒヨドリが仲良く一緒に水を飲んでいるかと思えば、心の狭いアカハラが追い払ったり、トラツグミが竹林からコソコソを出てきてはいつの間にかに帰っていたり、とても賑やな場所です。
・小鳥類②・・・同じく下の池「亀島」では、モズ、ジョウビタキ、アカハラが岩場に降り立ちました。
・小鳥類③・・・常連さん情報ではルリビタキが下の池周辺にいるそうです。

(2009.1.4 カワウを食べるチュウヒ
Cirus spilonotus 場所:上の池)

(2009.1.4 モズ
Lanius bucephalus 場所:下の池「亀島」)

(2009.1.4 ジョウビタキ
Phoencurus auroreus 場所:下の池「亀島」)