9月も中旬に入り、本格的に秋の空気が満ちてきましたね。夕方に吹く風や聴こえてくる虫の声が秋の訪れを教えてくれます。平日に行っている下の池のヨシ刈り(環境整備)も順調に進んでおり、秋から冬にかけて鳥類園に訪れる野鳥たちの歓迎?準備も万端です!(田)
・サギ類①・・・ねぐら入りで集まっているシラサギの風景は見事です。ぶれてしまってますが、白いのは全てシラサギの仲間です。よーく見ると奥の方にもたくさんいるのがわかりますか?

(■シラサギのねぐら入り 2005年9月11日 下の池 撮影:竹島)
・サギ類②激しい雷雨に見舞われた日曜夕方の鳥類園ですが、来園者が少なくなったからなのか、園内の芝地をチュウサギがのんびり歩いていました。また、12日(月)の夕方にはゴイサギの成鳥が3羽、幼鳥が6羽見られました。
・猛禽類・・・先週に続いてミサゴが下の池のクロマツに現れました。相変わらずカッコいいです。下の池で魚を探しているのでしょうか?下の池にはミサゴの胃袋を満たすような大物はいない気もするのですが…
・シギ・チドリ類・・・下の池を中心に、コチドリ、アオアシシギ、ソリハシシギ、イソシギ、セイタカシギが観察されています。また、お客様からコアオアシシギ、クサシギが見られたという情報もいただきました。
・カワセミ・・・鳥類園の常連となっている2羽のカワセミが見られました。11日には水門のところでゴイサギと向かい合うようにしてたたずんでいるカワセミに会えました。

(■カワセミ 2005年9月11日 下の池水門 撮影:竹島)
・コサメビタキ・・・秋によく見られる渡り鳥であるコサメビタキが10日に観察できました。残念ながら11日には見られませんでした。もう移動してしまったのでしょうか?
m-hirさんのブログで↑のカワセミの素敵な写真を公開しております!