先日のカニウォッチングで胴長をはいてちょっと動いただけで、汗びっしょり・・・。梅雨もあけたようで、これから夏本番ですね。シギやチドリ達の帰りも楽しみだし、ナイトウォッチングの準備もしないと。あと今月からインターン生がやってきます。今年も忙しい夏になりそうです。(忠)
・カイツブリ類・・・上の池で営巣しているのを確認。梅雨も明けたから、雨にやられないでうまく繁殖してくれれば良いのですが。なぎさにはカンムリカイツブリがいたそうです。
・カワウ・・・相変わらず鳥類園にはほとんどやってきません。寂しいなあ。
・サギ類・・・いつものゴイサギ、コサギ、ダイサギ、アオサギの他に、28日にはヨシゴイが上の池でみられたそうです。
・カモ類・・・カルガモとホシハジロが見られました。ホシハジロは雄だけでしたが、雌はまだいるのでしょうか?
・シギ・チドリ類・・・コチドリ、アオアシシギ、キアシシギ、イソシギ。シギたちは干潟で餌をとるよりも休息場所として鳥類園を利用しているようで、夕方の満潮時にアオアシシギは水門の下の池側の杭の上に6羽、キアシシギは擬岩の窓の前の杭の上に24羽が休んでいました。28日にはキョウジョシギが下の池にいたそうです(←今回伝聞型が多くてすみません)。
・セイタカシギ・・・雛はすっかり親と同じ大きさになりました。脚の色が薄い肉色をしているのと、声が成鳥の「ケレ、ケレ」と違い、「ピ、ピ」とかわいいこと、よく親と一緒にいることで見分けがつきます。
・カワセミ・・・2羽ほどいるのですが、あまり良くは見られません。
・小鳥類①・・・今年もやってきたコムクドリは上の池と下の池の間の通路(下の池側)にあるアカマツの上に、ムクドリの群と一緒にいるところが比較的良く観察されます。擬岩の当たりでもみられたそうです。
・小鳥類②・・・すっかり声が聞こえなくなったオオヨシキリですが、ヨシ原を良くみると、餌を運んでいる雌の姿が見られます。頑張れお母ちゃん。
・おまけ・・・カニウォッチングで卵をたくさんお腹にかかえたクロベンケイガニを見つけました。次の日の夜が満月だったから、海に産みにいったかな?いつか確かめてみたいと思っています。
(セイタカシギのお母さん(奥)と今年生まれの幼鳥(手前) 下の池 撮影:星野)