みなさまのおかげで無事にフェスティバルを終えることが出来ました。西なぎさでの出張ガイドでは「こんにもカモがいるなんて」と驚きの声がたくさん聞かれました。今後も葛西の魅力をたっぷりと伝えていきたいです。(大原)
◆カモ類(1)・・・上の池ではコガモのディスプレイが見られました。メスに向けておこなう、オスたちの必死のアピールする姿はとてもかわいらしかったです。
◆カモ類(2)・・・その他にマガモ、コガモ、オカヨシガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ミコアイサ1(♀)、そしてオシドリの若鳥です。
◆シギ類・・・先週末中はタシギ、セイタカシギの2種ですが、9日の干潮時にはハマシギ、オオハシシギを確認しました。
◆タカ類・・・ノスリが左目を負傷していることに気がつきました。常連の方の話ではチュウヒと争ったときに負傷したそうです。今後、このノスリが狩りができるか心配です。
◆小鳥類(1)・・・現在、調査に回るとき気になる鳥第1位のトラツグミ。第一観察小屋付近と通称“田んぼ”での目撃情報が多数あります。現場近くを歩いているときに「ガサガサ」という音が聞こえるのでチェックしますが、大抵はアカハラかシロハラです。なかなかお目にかかれません。
◆小鳥類(2)・・・トラツグミとは対照的に見つけやすい鳥はオオジュリンです。ウォッチングセンターからでも「パキパキ」とヨシの茎を割る音が聞こえてきます。

(2007.2.12 オオジュリン
Emberiza schoeniclus ウォッチングセンター近く 撮影:大原)