週末の鳥類園の気温は21℃でした。「シャツを一枚羽織ればいける」と考えた方は、冷たい海風が体に当たってきますので、少し暖めの格好を選ぶのをオススメします。私はブルゾンを押入れから出すことも考えています。(大原)
・カモ類(1)・・・先週末はオカヨシガモ2羽、ホシハジロ7羽、キンクロハジロ1羽が北国から鳥類園に到着しました。冬の足音が聞こえてきます。
・カモ類(2)・・・10/1から第一派閥を形成してきたコガモですが、意外なライバルが出現しました。その正体はカルガモです!!上の池ではカルガモの群れが観察できます。{10/15までのカモ第一派閥:カルガモ(85羽)}
・タカ類・・・チョウゲンボウが14日に下の池を飛んでいました。東なぎさではミサゴ・チュウヒを確認、ミサゴは鷲掴みした巨大な魚を杭の上で食べていました。
・シギ類(1)・・・ヨシ刈りサポート隊で広げている湿地にオグロシギが始めてやってきました。次回のヨシ刈りサポート隊ですが、21日(土)に上の池の通称“田んぼ”で活動します。
・シギ類(2)・・・その他に、エリマキシギ、アオアシシギ、アカアシシギ、オオハシシギ、イソシギ、タシギ、セイタカシギがいました。
・カラス類・・・カケスがウォッチングセンター近くの竹林にいます。時折、「ジェー」と鳴き声が聞こえてきます。鳥のことをさっぱりわからなかった学生時代、奥多摩の山で不気味に聞こえていたこの声はとても恐ろしかったです。

(2006.10.15 カケス
Garrulus glandarius 下の池 )