
とうとう梅雨が明けましたね。あちこちで花火大会も始まり、人間の世界は夏に突入!ところが、鳥の世界ではすでに「秋の渡り」というか「移動」が始まっています。日中はちょっと暑いですが、ウォッチングセンターの2階は意外と涼しいので、短い滞在の彼らに会いに、夏の鳥類園へ是非ご来園下さい。(忠)
(上の写真 セイタカシギ
Himantopus himantopus幼鳥 2006年7月29日 下の池 撮影:中村)
・サギ類・・・いつものゴイサギ、コサギ、ダイサギ、アオサギのほかに、ひさしぶりにチュウサギが2羽やってきました。2羽とも嘴はすっかり黄色くなっています。お客さんからの情報では、29日にヨシゴイ1羽が上の池上空を飛んだそうです。
・カモ類・・・カルガモのほか、越夏中のホシハジロ♂1羽、オナガガモ♀1羽がいました。また、マガモ♂のエクリプスらしき個体が1羽上の池にいました。
・シギ・チドリ類・・・コチドリ6、イソシギ2、キアシシギ2、アオアシシギ9、チュウシャクシギ1、セイタカシギ5が確認されました。セイタカシギは今年生まれの幼鳥が3羽初飛来し、ヨシ刈りサポート隊で維持している湿地で採餌していました。
・その他の水鳥・・・カイツブリはアオダイショウに卵を食べられながらもまだ巣の上にのっています。卵は未確認です。
・カワセミ・・・今週は幼鳥が2羽いたそうです(お客さま情報)。
・小鳥類・・・コムクドリは4週目の確認です。土曜に7羽(♂5・♀2)までは確認しました。常連さんによると10羽ほどいたそうです。
(コムクドリ
Sturnus philippensis 2006年7月29日 ウォッチングセンター南の竹林 撮影:中村)