気がつけば“亀島”が背丈以上に伸びたヨシに覆われています。17日にヨシ刈りを行いましたが、スタッフ含め3名の参加者の目の前に立ちはだかったヨシは、2時間半刈り続けても、湿地が広がった気を感じさせないほど生えていました。しかし、めげずに24、25日にかけて少しずつヨシを刈っていこうと思います。(大原)
■カモ類(1)・・・カルガモの雛連れを下の池で確認しました。ヒナたちはヒヨコぐらいの大きさから倍ぐらいに成長しています。今後も彼らの成長が楽しみです。
■カモ類(2)・・・ホシハジロのオスとキンクロハジロのメスが並んで泳いでいました。残ったもの同士で仲良くなったのでしょうか。
■サギ類・・・下の池“亀島”近くにカルガモの雛が現れたのと同じタイミングでゴイサギもやってきました。エサを求めて動き回るカルガモ雛と違って、動きの少ないゴイサギはフィールドスコープに入れやすいのでとても助かります。
■小鳥類・・・オオヨシキリの声が響いています。ヨシ刈りの休憩中に聞こえてくる声は疲れを少しとってくれる気がします。その他に、上の池でツバメ、ヒメアマツバメ、イワツバメが確認されました。
【その他の生き物】上の池の岸近くのヨシ原から、ウシガエルの「ボー、ボー」という太い声が聞こえてきます。園路沿いに出てくるヒキガエルと違ってなかなか姿は見られませんが、その大きな声はかなりの存在感です。

(2006.6.17 カルガモ雛 下の池“亀島”近く 撮影:大原)

(2006.6.17 ゴイサギ 下の池“亀島近く” 撮影:大原)