こんにちは。
ヨシダです。
鳥類園では冬ガモや冬鳥が増えてきて、海側ではシギ類も見られています。
園内のサンゴジュやトキワサンザシの実は赤くなり、オナガやメジロなどの小鳥が食べていましたよ。
それでは、先週末の鳥類情報をお伝えします!
ではさっそく、11月1日(土曜日)~3日(月曜日)の鳥類情報をお伝えします!
・カモ類①・・・オカヨシガモ3羽、ヒドリガ2羽、カルガモ26羽、マガモ10羽、ハシビロガモ7羽、コガモ43羽、キンクロハジロ1羽、トモエガモ3羽。東なぎさ間水路では
ヒドリガモや
スズガモも確認されています。冬ガモの移動が活発なシーズンのため、トモエガモのような鳥類園では珍しいカモも入ることがありますので、ぜひ探してみてください。
・カイツブリ類・・・上の池でカイツブリが7羽。すっかり冬羽になっています。
・ウ類・・・上の池でカワウが4羽。
・サギ類・・・アオサギ12羽、ダイサギ4羽、コサギ5羽、ヨシゴイ2羽が見られています。ヨシゴイは主に上の池のヨシ原の中を歩いています。お客様の話では3羽見た人もいるようです。また、4日には上の池にアカガシラサギもいたそうです。
・クイナ類・・・上の池で、オオバンが7羽見られています。まだ警戒心が強いのかあまり陸で見られず、水面を泳いでいました。また。上の池のヨシ原ではクイナが見られたと情報もいただきました。上の池の「かわせみ池」と「たんぼ」付近ではヒクイナも見られています。
・シギ・チドリ類①・・・アオアシシギ1羽が上の池で見られ、下の池ではイソシギが見られています。アオアシシギは、上の池の水位が低い時は上の池に飛来していましたが、雨によって水位が高くなったので、今後は下の池の方が見やすいかもしれません。
・シギ・チドリ類②・・・西なぎさ・東なぎさではミヤコドリ、ダイゼン、アオアシシギ、ダイシャクシギ、ホウロクシギ、ハマシギが見られています。特にミヤコドリは最近西なぎさの干潟で採食しているので見やすいです。
・猛禽類①・・・鳥類園では連日
ノスリが1羽見られています。また、海側から
ハヤブサや
ミサゴが飛んでくることもあるので、上空は要チェックです。また、早朝に
フクロウを見た方もいました。ここ数年のセンサーカメラ調査によると、毎年冬にフクロウが飛来しているので、運が良ければ早朝に見つかるかもしれません。
・カワセミ・・・上・下の池で2羽。特に上の池では冬の縄張り争いなのか2羽で追いかけあっている姿が見られています。
・小鳥類①・・・ウォッチングセンター周辺では相変わらずモズの声がよく響いています。園内の薄暗い林内からはアオジの「チッ」という鳴き声や、ウグイスの「チャッ、チャッ」という鳴き声が聞こえており、ツグミやジョウビタキの姿も見られています。その一方で日曜日にはキビタキのメスが見られました。
・小鳥類②・・・アリスイは上の池の海側(水族園との境目あたり)で声が聞こえていました。見つけにくい鳥なので声を頼りに探してみてください。
・小鳥類③・・・オナガ、シジュウカラ、メジロ、コゲラ、ムクドリ、ヒヨドリ、ハクセキレイなど。
( トモエガモ Sibirionetta formosa 2025.11.3 上の池 撮影:芝原)
( オナガ Cyanopica cyanus 2025.11.3 上の池 撮影:芝原)
( イソシギ Actitis hypoleucos 2025.11.3 下の池 撮影:芝原)
