こんにちは
鳥類園スタッフの工藤です。
7月21日に開催した「鳥類園でくらすカニ探し」のイベントには、20人もの参加者に集まっていただきました🦀！結果をみなさんにもお伝えしたいと思います！
全部で5種類、50匹のカニを見つけることができました。
1番多かったのは、「アシハラガニ」
（白いはさみが大きい！）
なんと、数えたら40匹にもなりました！このカニの由来は、アシハラ＝葦原（アシ＝ヨシ）にくらしていることからつきました。今回は下の池の汽水のヨシ原で探したので、たくさん見つかりました。
次に多く見つかったのは、「タカノケフサイソガニ」です。
（平べったいからだつき）
（こんな小さいのも発見！）
水の流れている場所の岩のしたの隙間を探した方が見つけることができましたね！そして、このカニの最大特徴は、オスのハサミにフッサフサの毛がついているんです。参加者の皆さんは触って「気持ち〜」と言っていました。気になる方は、ぜひこのカニを探してみてください！
他にも、ヤマトオサガニやクロベンケイガニのとれちゃったハサミ、アカテガニなどを見つけることができました✨
（目の付き方が特徴的なヤマトオサガニ）
（まだ赤くないアカテガニ）ちなみに、かには一生のうちに何回脱皮するのかを調べてみたところ、アカテガニは一生のうちに10回以上（で20回はいかないくらい）はするようです。雌雄や個体によっても差があるようですよ。今回5種類のカニが見られましたが、鳥類園では17種類ものカニが見つかっています。
なぜ、こんなにたくさんの種類がすめるのかというと、それぞれのカニが好きなすむ場所がととのっているからなんです！泥の固さや水の深さ、しょっぱさ（塩分濃度）など、色んな違いがあります。
（数えた後は、元の場所に逃がしました！）
カニにとって、鳥類園が重要な場所になっていると、知ってもらえたのではないでしょうか？！
このカニの観察会は今回限りでしたが、今後も他のイベントを毎日実施しているので、ぜひチェックしてくだいね。皆様のご参加をお待ちしております！
