こんにちは！
鳥類園スタッフの工藤です。
大発見のあった5月3日のひがた・たんぼ俱楽部の活動報告をしたいと思います。ゴールデンウイーク期間といえども、45人もの方が集まってくれました！作業写真もたくさん撮ったので、写真多めでお送りします。
今回は「下の池の亀島（通称）」で、コチドリの子育てための営巣地を整備する予定でした。が、朝からずっとアマサギが歩いて食べものを探し歩いていたため、場所を「クイナ池（通称）」に変更しました。
まず、はじめに生きもの探しをしました。胴長を着用し、網を使ってドロの中の生きものを見つけました。
（実はこの池、水深が深いのです…！）
（みてみて！ここにいるよ）
（何かはいっているかな～♪）
（小さなアメリカザリガニを発見！）
（親子で楽しく生きもの観察✌）
参加者の皆さんが発見してくれたことにより、予想していなかったこの2種が見つかりました！！
（2年ぶりの発見！コオイムシ：絶滅危惧種ⅠA類）
（タイコウチ：絶滅危惧種ⅠA類）
近年では水生昆虫が暮らしやすい環境の水辺が減っており、絶滅危惧種に指定されている種類が数多くいます。そんな貴重な昆虫たちにとっても、ここ鳥類園が暮らしやすい場所になるよう、環境管理や調査をして、これからも活動を皆さんと継続していきたいです！
（実際に見るのは初めてのお友達も！）
他にもシオカラトンボのヤゴやマメゲンゴロウ、コツブゲンゴロウなども見つけましたよ。次にこの場所では、キショウブという外来種がはびこっているため、草抜きを行いました。キショウブは、根っこの部分から株が増えていくため、できるだけドロから根ごと掘り起こしました。
（もくもくと作業にひたむきな皆さん）
（草刈りも楽しい～！）
（根が深くたってなんのその！）
（草刈りの途中で発見！葉にのって休むアマガエル）みなさま力を入れて作業をしてくださったおかげで、あっという間に作業が終わりました✨
今回、たくさんの参加者に活動してもらえたおかげで、貴重な水生昆虫が発見でき、また、草刈りにより水の流れがよくなって水面が見えるようになり、さらには、池を歩き回ってもらうことで水中の泥をかき回して空気を入れることもできて、とっても良い成果となりました！ありがとうございました。
次回のご参加をお待ちしております。
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【次回のひがた・たんぼ倶楽部のお知らせ】
■日 時：5月17日（土）13:00～15:30
■集 合：15分前に鳥類園ウォッチングセンター１Ｆスロープ前
■作業場所：下の池「亀島（通称）」
■作業内容：亀島の草抜き。
■対 象：小学生以上から大人まで（小学生は保護者同伴）
■持 ち 物 ：かなり汚れても良い服、帽子、着替え、タオル。
■申 込：当日受け付けます（荒天中止）
■保 険：ボランティア保険への加入をおすすめします。
最後に1枚、干した胴長。
（活動後の清々しい景色）
