こんにちは！
鳥類園スタッフの工藤です。
園内の植物にはあちこち花が咲き始めました。野鳥などの動物を観察していると、ふと美しい色の花に目を奪われること、ありますよね？！今回は今時期見ごろの花を紹介します。
まずは、白い花。「コブシ」です。
（コブシの花：遠藤撮影）
臨海公園内には似た花をつける「ハクモクレン」という木もあります。花びらに注目すると、コブシは6枚、ハクモクレンは9枚(厳密にはがく3枚を含む)のため、見た目で見分けることができますよ。ただ、コブシの花びらをヒヨドリが食べてしまい、花びらがちぎられていることが時々ありますが…。
（ハクモクレンとメジロ：来園者提供写真）
次は、黄色い花。
こちらは、「トサミズキ」です。枝の先に黄色い花をつり下げたように咲かせるのが特徴的です。個人的にはベルがすずなりについているようで可愛らしくて好きなのと、枝を揺らしたら音がなりそうと思いながら見ています（鳴りませんが…）。この花にもメジロが花の蜜をなめにやってきますよ。
（トサミズキの花：遠藤撮影）
こちらも同じ黄色い花です。
（線香花火みたい：遠藤撮影）
「サンシュユ」と言い、小さな花が集まってひとかたまりとなっています。早春に咲く植物なので、明るい黄色い花が、目についた方も多いのではないでしょうか？！
きっと、花の名前も覚えたら、観察がもっと楽しくなるはず！ぜひ実際に見に来てくださいね。
