こんにちは
鳥類園スタッフの工藤です。
みなさま、三連休はいかがお過ごしですか?
昨日のイベント、12日の「鳥類園のガイドツアー(野鳥観察会)」で見られた野鳥の様子をちょこっご紹介したいと思います。この日は曇り空で寒かったものの、約25名ほどの来園者の方がきてくださいました!
さっそく最初に見られたのは、下の池(汽水)にいたノスリです。
(羽が濡れたノスリ)
実はこの観察会のちょっと前に、水辺にいたコサギを狩りに挑戦していました。ところがコサギを狩ったものの、重すぎて持ち運ぶことができずに、ノスリ自身が水に浸かってしまい、いったん枝に退避して羽根を乾かしていたのでした。
(コサギを狙ったノスリ:来園者提供写真)
次は、上の池(淡水池)に移動しました。カルガモやアオサギ、カワウなどを観察していると……水色にきらめく鳥が!

(やってきたカワセミ:来園者提供写真)
野鳥観察で人気のカワセミです。なんと、みなさんの目の前にあるヨシに数分間とまってくれました。食べものの魚を探している途中だったのか、首を上下に動かして、池の中を見ているようでした。
そして、海側に移動途中にセンダンの木の実を食べようとやってきた、ムクドリやヒヨドリたちを観察しました。
(センダンの実を食べに来たヒヨドリ:撮影小野)
地面にいたムクドリは木の実を丸呑みしようとしていましたが、上手く飲み込めずに苦戦していました。何度も挑戦していましたが、そのうち諦めてしまいましたね笑
最後に、海側で冬の季節になって渡ってきたカモ類などを中心に観察しました。

(コガモのオス(右2羽)とメス(左1羽))

(植物を食べるオオバン。弁足というみずかきもしっかり観察)
葛西沖のスズガモたちの群れやカンムリカイツブリをみて、冬の風物詩も楽しんだところで観察会の終了時刻となりました。

(葛西沖にはスズガモやカンムリカイツブリがずら~り)
野鳥たちの姿や行動をみんなでわいわいお話しながら一緒に観察し、わたし自身も楽しませてもらいました。最後までご参加くださりました皆様、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
次の鳥類園ガイドツアーは、2025年2月9日(日)です。ガイドツアーに限らず、鳥類園にまた遊びにきてくださいね!