鳥類園スタッフの大原です。
2024年11月24日(日)に開催した鳥類園30周年記念イベント「いきものまつり」のご報告です。
かつてのバードウォッチング・フェスティバルの規模で実施するのは、コロナ禍以来5年ぶりでした。当時運営に関わっていた職員は私だけ。アルバイトスタッフも全員初参加。そうした中での開催となりましたが、イベントは最初から最後まで、たくさんの方にご来園いただき、嬉しかったです。その様子をお伝えします。
( 30周年を祝うかのように、快晴に恵まれました )
改装後初のレクチャールームで行われた「本気のトークショー」は4回すべてが満員御礼。発表者はこれまでの調査結果を分かりやすく紹介してくださり、参加者された皆様も前のめりで聞いてくださいました。(葛西臨海公園サービスセンターのXでは動画で紹介されるそうです)
野外観察は「鳥づくしガイドツアー」「おさかな観察会」「みずべの昆虫調査隊」を計4回実施しました。こちらも大盛況で「鳥づくりガイドツアー」は急遽スタッフを増員して対応するほど。
「鳥屋たちのマルシェ」では、生きもの好きの心を射抜くグッズが盛り沢山。作家さんのお話を聞きながらグッズを眺めるみなさんの笑顔が印象的でした。寒くなる時期の開催で人が集まらなかったらどうしようと心配していたのでホッとしました。
( 山本正臣さんの作品)
水生昆虫が大好きな中学生は、飼育している水生昆虫を紹介してくれて盛り上げてくれました。植物画家のお母さんが製作されたゲンゴロウTシャツのデザインも最高です。(シャツを買いそびれたので、郵送してくれないかな)。
富士鷹なすびさんの作品は、野鳥の缶バッジや野鳥ステッカーなど。缶バッチはその場で作っていただきました。
江戸川区自然動物園の「ふれあい出張動物園!」。今回はモルモットや羊を連れて来てくれました。動物たちはいつもは行船公園にいます。鳥類園ウォッチングセンターからランニングで25分ぐらいしか離れていないので、ぜひ足をお運びください。
今回のイベントにあわせて、展示室がリニューアルしました。鳥類園で暮らす生きものたちの魅力と鳥類園の取り組みが伝わるように展示物をつくりました。パネルや剥製、さわって学べる遊びものまで、全部を見てください。イベント当日はアルバイトスタッフが終日解説してくれました。
最後に。30周年記念イベントにお祝いしてくださった来園者や出展者、関係者の皆様、本当にありがとうございました。鳥類園スタッフ一同とても感謝しております。これからもたくさんの方々に愛される鳥類園になるよう努めていきます。
今後とも、皆様のご支援とご協力を賜りますよう よろしくお願い申し上げます。