こんにちは!
鳥類園スタッフの工藤です。
虫探したんけん隊でみんなが発見してくれた昆虫を含め、この夏、たくさんの虫に出会いました。なかでも、わたしが個人的にピピッ⚡ときた、今年の夏に見つけた生きものたちを紹介させてください!
まずはこちら👇
カマキリの中で、この夏1番出会ったのはハラビロカマキリでした。体の色は緑色が主流で、たまに褐色と出会うのですが、これはもうハラビロカマキリ?と疑うような色で、テンションが上がりました。
園内では、ハラビロカマキリがホシホウジャク(ハチドリに似た蛾)を狩っていた姿も見られていたようですよ。
次はこちら。これ、美しすぎませんか?(ピンぼけしてますが泣)
赤色が虫で、白い半透明なのが卵の殻です。この赤ちゃんは、あるカメムシの幼体なのですが、何だと思います?
そう、今あちこちで見るキマダラカメムシです。外来種として入ってきて、関東よりさらに北へと分布を広げています。
あと、このカメムシも紹介させてください↓
普通は真緑色のミナミアオカメムシですが、こちらは黄帯型です。ホワイトチョコをかけたような色が、ちょい甘めなオシャレ感を醸していて気に入りました!
このチョウを観察した時も美しさに感動しました。種類は分かりますか?
この光り輝く翅をもつのは、カラスアゲハのオスです。磯の小路でヤブガラシの花の蜜を吸っていました。園内には、幼虫の食べものとなるカラスザンショウの木があるため、そこで育っているのだと思われます。
…ちなみにもう終わってしまいましたが、この夏に期間限定で、写真家でもあり映画監督でもある「蜷川実花さん」のアート作品がクリスタルビューで展示されていました!そのひとつに外装装飾があり、装飾の中にはアサギマダラなどのチョウたちが数種類描かれていてテンションがあがりました★ その時の様子です↓
そして最後に紹介するのは、絶滅危惧種のミズアブです。絶滅危惧種である理由は、湿地等の生息環境が脅かされていることが原因のようです。
今回、鳥類園初記録となりました!イベントに参加したお母様が見つけて下さったのですが、こんな小さな虫すら無視しない参加者たち……恐るべし。
以上、最後まで見ていただきありがとうございました。わたしのわくわく感が皆さまにも伝わったでしょうか笑?
こんなにたくさんの昆虫たちを観察することができたのは、見つけてくださった皆さまのおかげです!本当に感謝でいっぱいです。貴重な生きものがたくさん暮らしている鳥類園を、みんなで大切に守っていきたいですね。