今回は、金曜に公園全域を調査した時の情報もおりまぜて報告します。
ちなみにこの調査、スタッフの研修を兼ねて実施しているのですが、両なぎさも含めて観察すると、一日仕事になってしまいます。終わった時にはみんなへとへとでした。
・サギ類・・・最近数が多くなっているサギ類ですが、土曜にはアオサギに混じってチュウサギ(写真)が1羽、上の池で休んでいました。
・カモ類①・・・どんどん数の減るホシハジロに比べて、キンクロハジロはまだ100羽以上が上の池に浮かんでいます。その差はどのあたりに理由があるのでしょうか?越冬地の違いでしょうか?
・カモ類②・・・あとは、マガモ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、ハシビロガモ、ヒドリガモ、スズガモを確認。
・タカ類・・・この週末はハイタカ、チュウヒ、ハヤブサの3種を確認しました。ハイタカは初列の風切羽に欠損がありました。これで個体識別ができそうです。ハヤブサは、成鳥で、金曜にはドバトを追いかけていました。
・シギ類①・・・イソシギ、タシギ、セイタカシギに混じって、アオアシシギが1羽、下の池にやってきていました。先週西なぎさにいたコチドリは、下の池では見ませんでしたが、海沿いで見かけました。
・シギ類②・・・西なぎさの芝生の上にはシロチドリが20羽ほど休んでいました。
・小鳥類①・・・今年もツリスガラを確認しました。ウォッチングセンターから下の池をみて、すぐの島の奥にあるヨシ原にいました。オオジュリンと一緒にカイガラムシらしきモノをついばんでいました。
・小鳥類②・・・公園の西側ではビンズイやタヒバリを確認。西なぎさでは、ヒバリが囀っていました。

(チュウサギ(左はアオサギ) 2006年4月8日 上の池 撮影:中村)

(アオアシシギ 2006年4月9日 下の池 撮影:中村)