こんにちはヨシダです。
3連休は夏日の様な暑さしたね!その暑さにも負けず我孫子ではジャパン・バード・フェスティバルが大盛り上がりの様でした。その影響か、鳥類園では心なしかバードウォッチャーが少なめだった気がします(悲)。
鳥類園ではジョウビタキやシロハラに会えたりと秋が深まってきていますよ。
・カモ類①・・・今年もトモエガモが飛来しました。観察されたのは換羽の進んだオスの個体です。
・カモ類②・・・少しずつですが、上の池のカモ類の種類が増えてきました。一番多いのはカルガモで40羽。次にコガモが18羽、マガモ5羽、トモエガモ3羽、ハシビロガモ1羽、スズガモ1羽。
・カモ類③・・・東なぎさや荒川の土手では、ヒドリガモが見られています。
・カイツブリ類①・・・カイツブリは6羽と多く見られています。上の池では魚を食べる姿や水面を駆ける姿が観察できました。
・カイツブリ類②・・・荒川ではカンムリカイツブリも見られています。
・サギ類・・・上・下の池にたくさん集まり、アオサギ12羽、ダイサギ12羽、コサギ10羽、ゴイサギ2羽確認されています。特に、コサギとダイサギは至近距離で観察できるので面白いですよ!
・クイナ類・・・オオバンは上の池に15羽。ヨシ刈りをした上の池「水族園側水路」ではたくさん休んでいました。 バンも上の池を泳いでる姿やヨシの隙間を歩く姿が見られています。ヒクイナの姿はなかなか見られませんが、上の池「たんぼ」での確認情報があります。
・シギ・チドリ類①・・・鳥類園内ではクサシギが3羽見られました。日中は上の池「水族園側水路」や上の池「たんぼ」などで見られました。夕方には3羽で飛んでる姿も見られています。
・シギ・チドリ類②・・・東なぎさでは、ダイシャクシギが2羽が採食していました。荒川側の土手の下ではトウネンとイソシギも見られています。
・カモメ類・・・西・東なぎさではユリカモメが集まって来ています。西なぎさの杭ではアジサシも見られ、滞在期間は3週間以上になりました。
・猛禽類・・・鳥類園ではハイタカとハヤブサが1羽ずつみられました。近年トビの幼鳥が葛西に集まる傾向があり、8羽のトビによる鷹柱が見られました。3日には上の池で魚を捕りにミサゴが飛来しましたよ。残念ながら飛び込みはしませんでした。
・カワセミ・・・上の池で見られています。よく現れるポイントは「かわせみ池」や磯の小路の水門、ウォッチングセンター前などです。
・キツツキ類・・・下の池で見られているアカゲラですが、先週末も1羽確認されました。林内ではコゲラも、シジュウカラやメジロたちと一緒になっています。
・小鳥類①・・・モズは相変わらずウォッチングセンター周辺でよく鳴いています。ジョウビタキもウォッチングセンター周辺では♀が、水族園側のベンチ付近では♂がみられました。オオジュリンも飛来したようで、園内上空やヨシ原で見られています。
・小鳥類②・・・上・下の池の草藪では、シロハラやアオジ、ウグイスなどが見られています。でも飛来して間もないため警戒心が強くあまり出てきてくれません。
・その他・・・その他、鳥類園ではヒメアマツバメ、オナガ、ハクセキレイ、セグロセキレイなど。鳥類園外の公園西側ではタヒバリ、ヤマガラ、トラツグミ、カケス、西なぎさではヒバリなどが見られています。
次回の管理作業・・・観察にご不便をお掛け致しますが、ご理解・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
■日時
2023年11月9日(木)、16日(木)、30日(木)9:00~17:00
■場所
上の池「水族園側水路」
下の池「第一観察小屋」「第二観察小屋」「亀島」
※野鳥の飛来状況に応じて、作業区域を他の区域に振り替えるなどの対処をします。
(トモエガモ
Anas formosa 2023.11.5 上の池 撮影:お客様提供)
(チチブを食べるダイサギ
Ardea alba 2023.11.3 上の池 撮影:お客様提供)
(ジョウビタキ Phoenicurus auroreus 2023.11.5 上の池 撮影:お客様提供)
(ヒバリ Alauda arvensis 2023.11.3 西なぎさ 撮影:お客様提供)