こんにちは。2年以上ぶりに記事を投稿する大原です。確か、コロナ禍で営巣したコアジサシのことを書いたのが最後でした。月日が経つのは早いですね。これからはポツポツと書いていきたいと思います。
それでは、先週末の鳥類情報です。
・カモ類・・・カルガモ5羽が上の池と下の池で確認されました。
・サギ類①・・・チュウサギが飛来しました。他のシラサギ類に混ざることがあるので、よく探してみてください。個人的にはカラシラサギの飛来を期待して探していますが、まだ見つかりません。
・サギ類②・・・13日(日)のナイトウォッチング中に、ゴイサギの成鳥&幼鳥が上の池の水門手前の木の枝にとまっていたおかげで、じっくり観察できました。また、サギのねぐら入りは上の池で95羽を記録。
・サギ類③・・・その他には、ダイサギ22羽、アオサギとコサギが12羽ずつです。
・シギ・チドリ類①・・・下の池「擬岩(通称)」の観察窓からはコチドリが3羽確認されました。下の池の干潟には、タイミングによってはキアシシギやアオアシシギも訪れています。
・シギ・チドリ類②・・・鳥類園と東なぎさの間水路に干潮時に現れる干潟や岩場で、アオアシシギ1羽、キアシシギ1羽、ソリハシシギ2羽、キョウジョシギ1羽がいました。秋の渡りは飛来数は少数ですが、春よりも種類は多いのが特徴です。キリアイやコアオアシシギ、アカアシシギなどが飛来するかもしれません。
・カモメ類・・・ウミネコが東なぎさ間水路で見られました。全体が茶色の幼鳥が増えてきました。
・猛禽類①・・・オオタカの亜成鳥がみられました。下の池の上空をオオタカが飛んだら、それまで下の池の干潟を歩いていたコチドリやハクセキレイがすべて飛び去ってしまいました。
・猛禽類②・・・東なぎさの沖合では、ミサゴが杭の上にとまっていました。
・カワセミ・・・カワセミの幼鳥が1羽、上の池で確認されました。
・小鳥類①・・・オナガが3羽下の池で確認されました。その群れには幼鳥も混ざっていました!
・小鳥類②・・・スズメがアオバハゴロモやガ類の幼虫などの昆虫類を追いかけて食べていました。野鳥の少ない時期は、彼らが何を食べているのかを観察するとおもしろいですよ。
・小鳥類③・・・その他には、ツバメ、ヒヨドリ、ムクドリなどの小鳥類が上の池や下の池周辺の木々で確認されました。
次回の管理作業・・・観察にご不便をお掛け致しますが、ご理解・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
・日時:8月16日(水)
・場所:下の池「亀島」周辺
( キアシシギ
Tringa brevipes 2023.8.11 下の池 撮影:工藤)
( ゴイサギ
Nycticorax nycticorax 2023.8.13 下の池 撮影:工藤)