こんにちは、工藤です。
9月26日に上の池と下の池の水生生物調査があり、わたしも久しぶりに参加しました。
水生生物調査では、月に1回池の中に定置網を仕掛けてその翌日に網を引き上げ、捕獲された生き物を記録をしています。
実は、9月19日に市民参加型の観察会として参加者のみなさんと一緒に調査をする予定だったのですが、残念ながら台風で中止となってしまいました。
そのため今回スタッフのみで調査しましたので、確認された魚を一部ご紹介します。
こちらは下の池でいつも捕獲される、マハゼです。652匹確認されました。
(マハゼ Acanthogobius flavimanus )
マハゼは大きさを1匹ずつ測っており、今回は7~9cmの大きさが1番多かったです。
わたしが前に調査に参加した5月の時は、4~5cmの大きさが1番多かったので、この夏の間に大きく育ったんだなぁと、マハゼの成長を感じました!
網の中からは、ヤマトオサガニも確認されました。
干潮時間に下ノ池の地面をよく見ると、たくさんのヤマトオサガニを見ることができますよ。
(ヤマトオサガニ Macrophthalmus japonicus )
ほかにも下の池の旧江戸川側の水門のほうでは、ニホンウナギやウロハゼ、ユビナガスジエビなどが確認されました。
上の池では、モクズガニが確認されました。手のひらほどのの大きいサイズでした。
(モクズガニ Eriocheir japonica )
ハサミの上部分にはふかふかな毛を生やしています。
(モクズガニ Eriocheir japonica )
他には、テナガエビやチチブ、クサガメなどが確認されました。
それでは、次はみなさんと調査できることを楽しみにしております!
※この活動は、セブン-イレブン記念財団による助成を受けています。