こんにちは、ヨシダです。
少し前になりますが、7月27日に上の池と下の池の水生生物調査がありました!
水生生物調査では、月に1回池の中に定置網を仕掛けてその翌日に網を引き上げ、捕獲された生き物を記録をしています。
今回は、市民参加型の観察会として参加者のみなさんと一緒に調査と観察を行いました!
※この活動は、「葛西臨海公園サービスセンター」と「セブン-イレブン記念財団」のご協力で実現しました!
まずは、前日に仕掛けた定置網を回収し魚・エビ・カニに仕分けます。
さて、網には何がはいっているのかな?、、、ザバーー!
この日は、ビリンゴとマハゼがたくさん入っていました!
最初は見分けるのに悪戦苦闘でしたが、目の位置や背びれの色、口の位置などから参加者の方もドンドン見分けるのが上手になっていきました!
この日は、ビリンゴが約500匹、マハゼが350匹、シラタエビが500匹、その他、アベハゼ、チチブ、ウロハゼ、タカノケフサイソガニ、アシハラガニなどが観察されました!
( 一番数の多かったビリンゴ Gymnogobius breunigii 2022.7.27 下の池 )
実は下見の行った時はウナギも入っていたのですが、網を引き揚げるときには逃げていました。。。トホホ
また、上の池の網にはクサガメやテナガエビ、ギンブナが入っていました。
クサガメを観察中
大人に混じって子ども達も一生懸命に魚やエビの数を数えてくれました。ちなみに上の池で一番多かったのは外来種のカダヤシ366匹、その他テナガエビが249匹、チチブが117匹でした。みんな飽きずに数えてくれてありがとう!
カダヤシを数える参加者
この観察会はあと3回開催されます。
開催については葛西臨海公園サービスセンターのHPにで告知されますのでお楽しみに!