こんにちは。工藤です。
先週の2月19日に、毎月第1・3土曜日に実施している環境管理ボランティア作業イベント「ひがた・たんぼ倶楽部」の活動をしました。
この日は朝からどんよりとした天気で午後からは雨予報。
なんとか天気が持ちそうかな?という期待をして活動を開始しました。
(最初のご挨拶。お子様も含め、8名の方にお集まりいただきました!)
(ものすごくやる気満々。頼もしい限りです!)
今回は大きくわけて2つの活動に取り組みました。
最初の1つ目は、「カエルの卵探し」です。
数年前鳥類園の「たんぼ(通称)」には、アズマヒキガエルやニホンアカガエルがたくさん暮らしていて、数十個の卵の塊が見つかっていました。ところが近年減少してしまい、去年の卵の確認数はなんと0個でした。
さてさて、今年はカエルの卵は見つかるかな?
(網をもって卵探し!他の生きものも何か見つかるかな?)
みんなで歩き回ってカエルの卵を探していると…「死んだカエルがいたよ!」
見せてもらうと、ヌマガエルの死体でした。近年鳥類園のたんぼでは、このヌマガエルが増えているんです。
(見つけた生き物はみんなで見せあいっこ!)
他にはヤゴやカダヤシ、アメリカザリガニなどの生きものが見つかりました。
ただ残念ながら、今回の調査ではカエルの卵は見つけることができませんでした。来月にまた挑戦したいと思います。
次の2つ目は「コチドリの営巣環境をつくる」です。
春になると色々な種類のシギやチドリが鳥類園に飛来してきます。その中でも特に、コチドリが繁殖できる環境を「亀島(通称)」で整備しています。
この日は、亀島に生えている草を抜いて砂地にしていく作業をしました。根が深いと言いながらも、皆様はどんどん草を抜いていきます。
(どんよりした空の下ですが、皆さんもくもくと草抜き!)
活動をしていると雨がポツポツと降りだし、その後ザーザーと降り出してしまいました。
うーん、寒い…。この日の作業はここで中止となってしまいましたが、着々と亀島の整備は進んでいます。
コチドリに気に入ってもらえると嬉しいですね。
(地面の中の色が見え、草抜きの成果が目に見えていますね!)
活動に参加してくれた皆様、寒い中ほんとうにありがとうございました。
この活動に興味をもったかたは、ぜひご参加下さいね。
お待ちしております♪