毎月第1、3土曜日に実施している環境管理ボランティア作業イベント「ひがた・たんぼ倶楽部」の活動報告です。
前回は暖かい日差しの中、9名で活動しました。活動場所は久しぶりに下の池「亀島(通称)」です。
目的は「コチドリの営巣環境をつくる」ためです。
春が訪れ、「亀島」は草ぼうぼうだとコチドリは降り立ってくれません。みんなで草をひっぺり返して、砂地にしていきました。
「亀島」の頭に位置する陸地です。クワを使って植物を根っこごと抜きとり、ある程度集まったら林に捨てにいくというシンプルな作業です。この日は気温も高く、風も穏やかだったのでみんで談笑しながら作業を行いました。上空ではノスリとハシボソガラスの追いかけあいもしてましたよ。
作業の合間には、こんな生きものを観察しました。
「オケラだーって」のケラです。田んぼのような水を含んだ柔らかい土が好きなので、鳥類園の湿地で作業しているとよく目にします。休憩後、草を生えにくくするために、マサファルトを施工しました。営巣地に撒いて水をかけて固めます。これで草が生えにくくなるはず。