1月17日(月)に、上の池と下の池で水生生物調査を行いました。
私も久しぶりに鳥類園に来て調査しましたよ。
池の中に仕掛けた定置網で捕獲された魚やエビ、干潟にいるカニなどの生き物を記録をしています。
今回の調査で確認された生き物の一部を紹介致しますね!
まず、一番に紹介したいのは「ボラ」。
この大きさを見てください!
なんと大きさが56センチもあるボラが下の池で確認されました。
ボラは出世魚なので、体の大きさとともに名前が変わります。50センチ以上の大きさのボラは、「トド」という名前になるんです。
「とどのつまり」(意味:結局のところ、いきつくところ)という言葉がありますが、それはこのボラが出世魚であり、最終的な名前がトドという名に行き着くからだそうですよ!
ちなみに、このボラは見つけた時にはすでに死んでいて、カニなどが食べていましたよ。
この大きさはカニたちにはご馳走でしょうね、撮影後は元の場所に戻しておきました。
次に紹介するのは、下の池で確認された「スナモグリ」。
片方のハサミが大きくてかっこいいと思いきや、、、
このと~っても小さなおめめ。可愛いと思いませんか⁈
ひがたの泥の下、深さ30~50センチ下に潜って生活をしています。
このスナモグリが住んでいる穴が、旧江戸川付近の下の池のひがたにたくさんあるんですよ!
下の池(汽水池)では、他にもマハゼやビリンゴ、アシシロハゼなどが確認されました。
上の池(淡水池)では、テナガエビとチチブが確認されました。
さて、来月は何が捕獲されるのでしょうか?楽しみですね♪
(下の写真は、調査の様子です↓)