個人的にお気に入りの花であるトサミズキ属の「トサミズキ」&「ヒュウガミズキ」が開花しています。どちらも葉っぱが出てくる前に黄色い花を鈴なりにつける種で、公園などに好んで植えられます。


(■上:トサミズキ 下:ヒュウガミズキ 北側園路 2006年3月12日 撮影:田邉)
トサミズキは日本固有の植物で、四国の高知県にのみ特産する種です。ヒュウガミズキは台湾にも自生しますが、日本の日本海側を中心に分布します。
鳥類園に植わっているのはもちろん植栽されたものですが、外来種が多く植えられている近年の都市公園において貴重な日本特産種だと思うのです。

これらの花は香りも良いですので、目だけではなく鼻も使って楽しんでくださいね。