こんにちは!吉田です。
東なぎさにクロツラヘラサギがやってきたようです。東なぎさの「定位置」(西の突端内側)でうずくまっており、見つけにくいですが・・・。西なぎさからは見えにくいので、鳥類園のアメダスポイント(鳥類園と水族園の間にある芝生)からスコープで探すと見つけやすいです!
上の池にまたやってこないか楽しみですね。では週末の鳥類情報です(吉田)
・カモ類①・・・上の池には久しぶりにホシハジロが10羽やってきました。他のカモはキンクロハジロ、ハシビロガモ、ヒドリガモ、コガモが1~2羽ほどいます。また、土曜日の午前中にはトモエガモの雌雄が確認されました。ですが、すぐに東なぎさ間水路に移動したようです。
・カモ類②・・・東なぎさ沖のスズガモは数が少なく見られた範囲では2240羽ほど。スズガモの群れの中にはカンムリカイツブリが目立ち、その数は1040羽ほどでした。また、東なぎさ間水路ではコガモ52羽、ヒドリガモ52羽、オカヨシガモ7羽、キンクロハジロ3羽、ウミアイサ2羽が確認されています。
・カイツブリ類・・・鳥類園では上の池にカイツブリが2羽。東なぎさとの間の水路にはハジロカイツブリやカンムリカイツブリが見られています。
・サギ類・・・鳥類園内ではいつものアオサギ、コサギがみられました。
・クロツラヘラサギ・・・クロツラヘラサギ2羽が東なぎさにやってきました。東なぎさに西側の突端にいますので、ちょっと観察が難しいです。風が強い日などは西なぎさや鳥類園にも来るので狙い目。
・クイナ類・・・30日、31日と海側の上の池で午前中にヒクイナがよく出てきてくれました。相変わらず上の池で多いオオバンは12日には59羽も見られました。他には上の池ではクイナ1羽。
・シギ・チドリ類・・・鳥類園内では、下の池でイソシギ1羽、タシギ5羽が確認されています。ウォッチングセンターからが見やすいですよ。東なぎさではハマシギが30羽飛んでいました。
・カモメ類・・・園今年はほとんど見られなかったユリカモメが、久しぶりにウォッチングセンター上空を52羽ほどの団体で飛んでいました。旧江戸川ではセグロカモメも数羽確認できています。
・猛禽類①・・・鳥類園ではミサゴ1羽、チュウヒ1羽、ノスリ2羽、ハイタカ1羽、オオタカ2羽(内1羽幼鳥)が見られました。特にハイタカがよく下の池上空を飛んでいます。
・猛禽類②・・・東なぎさでは、いつものミサゴやチュウヒ、トビが見られましたが、ミサゴは2羽を同時に確認しました。
・カワセミ・・・上の池や下の池をよく飛び回っています。
・小鳥類①・・・最近ヒメアマツバメがみられていて、2羽が見られています。また、上の池と水族園の間のサクラにはアリスイも来ていました。ルリビタキは下の池の林で声が確認されています。
・小鳥類③・・・その他冬鳥ではアオジ、ウグイス、ジョウビタキ、オオジュリン、ツグミ、シロハラ、アカハラ、ヤマガラなど観察され、お客様情報で上の池の水族園側ヨシ原でムジセッカの声が聞こえたそうです。
( アオジEmberiza spodocephala 2021.1.30 上の池 撮影:古口 )
( ハイタカAccipiter nisus 2021.1.31 下の池 撮影:鈴村 )
( ノスリ Buteo japonicus 2021.1.30 下の池 撮影:お客様提供 )
(
タシギ
Gallinago gallinago 2021.1.30 下の池 撮影:お客様提供 )