こんにちは!吉田です。
朝の冷え込みがきついですが、いかがお過ごしでしょうか。久しぶりの冬のウオッチングセンターは激寒です。上の池や下の池の水面も凍っていて、ハクセキレイやキジバトが水面を歩いている姿が可愛らしかったです!それでは先週末の鳥類情報です。
・カモ類①・・・残念ながら上の池のカモは減り続け、3日間でキンクロハジロが1羽、ハシビロガモが5羽、マガモが1羽、カルガモが24羽、そしてホシハジロは0羽でした。しかし、コガモは個体数が増え、この3連休では11日に78羽が最大個体数でした。
・カモ類②・・・なぎさと公園の間の水路ではヒドリガモやオカヨシガモ、ウミアイサが確認されています。
・カイツブリ類・・・鳥類園では上の池にカイツブリが2羽。東なぎさとの間の水路にはハジロカイツブリやカンムリカイツブリが見られています。
・サギ類・・・鳥類園内ではいつものアオサギ、ダイサギ、コサギがみられました。また、上の池と下の池を繋ぐ水門にはゴイサギの幼鳥が見られます。
・クイナ類・・・相変わらず上の池周辺で上陸し草を食べているオオバン。10日には59羽も見られました。また、上の池の水族園側にある水路ではバンが2羽、クイナが1羽観察されています。上の池のクイナ池(通称)ではヒクイナも見られています。
・シギ・チドリ類・・・鳥類園内では、アオアシシギ5羽、イソシギ1羽、タシギ4羽がそれぞれ下の池で見られました。
・猛禽類①・・・鳥類園では3日間でオオタカ成鳥1羽・幼鳥1羽、ミサゴ1羽、チュウヒ1羽、ノスリ2羽、ハイタカ1羽、トビ2羽が観察できました。チュウヒやミサゴは東なぎさから飛んでくるので、上空も要チェックです。
・猛禽類②・・・東なぎさでは、いつものミサゴ、チュウヒ、ノスリ、ハヤブサ、トビが見られました。
・カワセミ・・・上の池のカワセミ池が凍っているため、最近はウオッチングセンターのスロープ下の水辺によく来ています。
・小鳥類①・・・アオジの警戒心が薄れてきたのか、園路の縁でよく見られるようになってきました。また、下の池の擬岩(通称)付近でルリビタキのメスが観察されましたよ!
・小鳥類②・・・11日に個人的に今年初のトラツグミを下の池の亀島(通称)で確認しました。同じツグミ類ではツグミ、シロハラ、アカハラも見られています。
・小鳥類③・・・冬鳥では、ウグイス、コゲラ、ジョウビタキ、オオジュリン、セグロセキレイ、ヤマガラが見られているほか、9日は珍しくシメがみられました。
・その他・・・声のみの確認ですが、上の池のヨシ原でムジセッカと思われる声が聞こえました。上の池のと水族園の間にあるベンチ付近でアリスイの声も!
(タシギGallinago gallinago 2021.1.9 下の池 撮影:お客様提供)
(ミサゴPandion haliaetus 2021.1.11 上の池 撮影:山下)
(ハクセキレイMotacilla alba lugens 2021.1.11 上の池 撮影:山下)