ついに年末。ウォッチングセンターは12/29(火)~1/3(日)の6日間が閉館となり、自動販売機やトイレがご使用できません。ご注意ください。
鳥類園スタッフは本日が年内最後の勤務日でした。年始は1月9日(土)から勤務致しますが、ひがた・たんぼ倶楽部はお休みとなります。
皆様、一年間大変お世話になりました。来年もよろしくお願い致します。それでは良い年末年始をお過ごしください。(吉田)
・カモ類①・・・ついに鳥類園の上の池からはホシハジロとキンクロハジロが見られなくなりました。しかし、トモエガモのメスが2羽上の池や東なぎさ間水路で見られています。コガモのメスに似ているので、よーく観察してみてください。その他、ハシビロガモ7羽、コガモ48羽、オカヨシガモ2羽、カルガモ2羽でした。
・カモ類②・・・東なぎさのスズガモは1万羽まで増えました。しかし、クロガモは見つけられず・・・。東なぎさ間水路ではヒドリガモ、オカヨシガモが見られ、旧江戸川ではウミアイサが3羽泳いでいました。
・カイツブリ類・・・カイツブリは全体で4羽。上の池や磯の小路の水路などで見られています。
・サギ類・・・アオサギ、ダイサギ、コサギが少数。ゴイサギの幼鳥は上の池と下の池を繋ぐ水門でよく見られました。
・クロツラヘラサギ・・・27日午後に東なぎさでクロツラヘラサギを2羽確認しました。
・クイナ類・・・オオバンが約53羽、上の池の周辺の芝生に上陸し、草を啄んでいました。ヒクイナは上の池のクイナ池(通称)で確認されました。
・シギ・チドリ類・・・鳥類園には下の池の干潟でアオアシシギ4羽、イソシギ1羽、タシギ1羽が見られました。東なぎさでは約40羽のハマシギが飛んでいました。また、例年冬の時期は東なぎさにカモメ類がよく見られていましたが、今年はほとんど見られず2日間ではカモメ3羽、ユリカモメ1羽しか見られませんでした。
・猛禽類①・・・オオタカ、ノスリ、トビのほかにミサゴが上の池上空まで飛んできてました。また、26日の早朝(7時ごろ)にお客様が上の池の林でフクロウを撮影されました。このまま越冬してくれると嬉しいですね。
・カワセミ・・・今週もウォッチングセンターのスロープ近くにある池に来てくれました。
・キツツキ類・・・26日にアリスイが上・下の池で観察されました。12日にも鳥類園で観察されていたので、園内で越冬しているかもしれません。
・小鳥類①・・・上の池の海側ではジョウビタキやモズが縄張りを守るため、低木の枝先にいるのがよく観察されました。下の池の擬岩(通称)周辺ではクロジやルリビタキ♀、アオジなどが見られました。浅い水溜まりで水浴びや水を飲んだりしているので探してみてください。
・小鳥類②・・・磯の小路にあるトイレ(鳥類園北公衆トイレ)の上の池周辺でトラツグミが確認されました。これでツグミ、アカハラ、シロハラとツグミ4種が揃いました!
・その他・・・下の池の林やヨシ原ではカケス、オオジュリン、ヤマガラ、セグロセキレイ、オナガ、コゲラ、ウグイスなどが確認されました。
( アオアシシギ
Tringa nebularia 2020.12.27 下の池 撮影:高杉)
( ノスリButeo japonicus 2020.12.27 下の池 撮影:高杉)
( アオジ
Emberiza spodocephala 2020.12.27 下の池 撮影:ユウキ君)
( シロハラTurdus pallidus 2020.12.27 上の池 撮影:ユウキ君)