こんにちは!吉田です。
先週末は暖かく、非常に過ごしやすかったですね。カモ類はあまり増えていませんが、猛禽類がよく目立つシーズンとなっています。(吉田)
・カモ類①・・・上の池で、コガモ36羽、ハシビロガモ9羽、ホシハジロ21羽、オカヨシガモ4羽、キンクロハジロ3羽が見られました。ホシハジロは先週に比べ少し数が増えましたが、キンクロハジロの数はまだまだ少ないです。また、22日の朝にはヒドリガモが4羽上の池にいたそうです。
・カイツブリ類・・・カイツブリは最大で4羽を確認。綺麗な冬羽になってモフモフのお尻になってました。旧江戸川ではカンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、ミミカイツブリも見られました。
・サギ類・・・連休中はいつものコサギ、ダイサギ、アオサギが見られたほか、上の池のたんぼ(通称)にあるセンサーカメラに夜にゴイサギが映ってました。
・クイナ類・・・上の池のオオバンの数は最大17羽と減っていました。オオタカを嫌がってヨシの中に隠れているのかもしれません。ウォッチングセンター前の上の池のヨシの切れ間ではクイナやヒクイナがヨシから出たり入ったりもしていました。
・シギ・チドリ類・・・鳥類園ではイソシギが2羽とアオアシシギの「チョー、チョー」という透き通った声が聞こえました。東なぎさではダイシャクシギ、シロチドリ、ハマシギが確認されています。
・猛禽類①・・・上の池にはオオタカの成鳥と幼鳥が各1羽、ノスリ2羽飛び回っていました。オオタカは狩りをしたり、カラスたちがちょっかいを出したり、追いかけられたりと鳥類園上空が賑やかになる時もありました。また、園内上空ではハイタカやトビもよく飛んでいました。ハイタカはどうやら複数個体いるようです。
・猛禽類②・・・東なぎさ上空ではミサゴ、チュウヒ、西なぎさではハヤブサやチョウゲンボウが確認されました。ミサゴやチュウヒはたまに鳥類園上空まで来ることも!
・カワセミ・・・オスとメスが各1羽います。オスは上の池のかわせみ池(通称)で、メスは下の池で比較的見られています。
・小鳥類①・・・冬鳥は、先週にひき続き、ジョウビタキ、オオジュリン、アオジ、ウグイスなど。ツグミとシロハラも鳥類園にやっていました。モズはまだ高鳴きしています。
・小鳥類②・・・セキレイ類は、キセキレイ、セグロセキレイ、ハクセキレイの3セキレイがそろっています。キセキレイは下の池擬岩(通称)、セグロセキレイは上の池たんぼ(通称)で見られました。また、嬉しくはありませんがガビチョウも確認されています。
・小鳥類③・・・カケスは下の池にまだいるようで、第一観察舎の水が流れている所で水浴びしていました。クロジは擬岩(通称)周辺にいるようです。下の池の林ではシジュウカラ、メジロ、コゲラ、ヤマガラのメンバーが混群を作り移動していました。

(モズ
Lanius bucephalus 2020.11.22 下の池 撮影:吉田)

(ツグミ
Turdus eunomus 2020.11.22 上の池 撮影:お客様提供)
(シジュウカラParus minor 2020.11.23 上の池 撮影:お客様提供)