気がつくともう3月。来園されるお客さまも目に見えて増え、暦の上だけでなく、春を実感できるようになりました。もちろん、生きもの達も新たな命を生み出すために、それぞれが「せっせと」活動を始めています。でも、こんな春の兆しにちょっとばかし焦ってしまうのは、私だけでしょうか・・・(^^;?(忠)

(■ナナホシテントウ 鳥類園園路にて 2006年3月2日 撮影:田邉)
・カイツブリ類・・・旧江戸川や東なぎさとの間の水路にいるハジロカイツブリやカンムリカイツブリに、キレイな夏羽に変わっているものが混じり始めています。特にカンムリカイツブリの頬から首にかけての飾り羽は必見です!
・カモ類・・・ホシハジロは北に帰り始めているようで、次第に数が減ってきています。ミコアイサもオスの若鳥が上の池で見られたほか、旧江戸川にも2番(つがい)がいました。上の池の常連のマガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、オカヨシガモ、キンクロハジロ、スズガモたちはいつも通り浮かんでました。
・猛禽類・・・オオタカ成鳥1羽、チュウヒ1羽、ノスリ2羽が見られました。常連のお客さま情報によると、オオタカの成鳥は2羽いたとか。また、ハイタカも見られたそうです。
・水鳥類・・・セイタカシギ6羽が、東なぎさとの間の水路で見られました。でもタシギはさっぱり。クイナは上の池で相変わらず出てますが、臆病なので見にくいです・・・。
・小鳥類①・・・5日はウォッチングセンターと上の池の間のサクラの木にヤマガラ2羽が見られました。アカハラも北側入り口付近のトイレ近くにいました。ウグイスは下の池の南側の茂みの中で、さえずりの練習をしていました。もうすぐ良い声でないてくれるでしょう(^^。
・小鳥類②・・・最近鳥類園内のあちこちでモズが目立ちます。オス・メスで一緒にいたり、追いかけっこしたり。子育てしてくれるかな?
・おまけ・・・上の池の通称「たんぼ」でアズマヒキガエルとニホンアカガエル(たぶん)の卵を見つけました。前者はひも状・後者はつぶつぶ状の卵です。