こんにちは、吉田です。ここ数日で急に冷え込みましたね。私も早々に冬着を着込んでおります。みなさまも風邪を引かれないよう、暖かい恰好でバードウォッチングをお楽しみください。それでは先週末の鳥類情報です。(吉田)
・カモ類①・・・パッと見ると水鳥が少ない上の池ですが、よく見ると冬のカモ達が立ち寄っています。鳥類園内での確認種は、カルガモ8羽、コガモ13羽、ハシビロガモ1羽。海側の方にはマガモ8羽が来ていました。
・カモ類②・・・先週東、西なぎさに1000羽ほど居たスズガモは約3000羽の群れに増えていました。
・カイツブリ類・・・冬羽になったカイツブリが4羽見られました。
・サギ類・・・ゴイサギはお気にいりスポットの水門で見られました。至近距離で見ることできたので、初めて野鳥観察をする方にもオススメです。
・クイナ類・・・ヒクイナが上の池で1羽。オオバンは8羽でしたが、これから冬にかけて増えていきます。
・シギ・チドリ類・・・鳥類園内では下の池の「擬岩(通称)」でイソシギ1羽、「亀島(通称)」でタシギ1羽を確認しました。なぎさではシロチドリ、アオアシシギ、ミヤコドリが確認できました。
・猛禽類①・・・上の池で連日観察できているオオタカ2羽(内1羽は幼鳥)のほか、ノスリも上の池や下の池の松にとまっていました。また、ノスリが4羽のカラスに追いかけれれるシーンも見られました。度々、トビも上空を飛んでいます。
・猛禽類②・・・東なぎさにてミサゴ2羽、トビは20羽ほど。トビは水路で魚を捕る姿も観察できました。
・カワセミ・・・上の池「かわせみ池(通称)」と下の池で、合わせて3羽別の個体が確認されています。
・小鳥類①・・・まだまだ、秋の渡り途中の小鳥たちが見られています。園内ではキビタキ、サンコウチョウ、エゾビタキ、コサメビタキが見られました。主に下の池海側の林や磯の小路(通称)にある薄暗い観察窓で見られています。
・小鳥類②・・・日曜日に水族園と上の池の間の林でアリスイが2羽確認されました。人が多いと出で来ないようなので、朝方の方がおススメです。
・小鳥類③・・・カケスは7羽ほど下の池上空をよく飛んでいました。中にはドングリを咥えている姿も見られました。
・小鳥類③・・・セキレイ類は、ハクセキレイのほかに、キセキレイが2羽下の池にいました。その他、モズ、オナガ、メジロ、オオヨシキリなど。

(コガモ
Anas crecca 2020.10.18 上の池 撮影:吉田)

(ノスリ
Buteo japonicus 2020.10.18 上の池上空 撮影:お客様提供)
(カケスGarrulus glandarius 2020.10.18 下の池 撮影:お客様提供)