大原です。今年もインターン生の受け入れが始まりました。真面目な学生が多いので、温かく見守ってください。
それでは先週末の鳥類情報です。
・カモ類・・・幼鳥たちは親鳥と同じ大きさになりましたが、まだ一緒に行動しています。親鳥の後ろを一列になって歩く姿は可愛らしかったです。
・カイツブリ類・・・ウォッチングセンターの近くにあった巣はなくなってしまいました。雨が降らず、上の池の水位が下がり、巣が崩れてしまったのでしょうか。
・サギ類・・・チュウサギは2週連続で確認され、26日(土)は上の池に7羽集まっていました。水門付近にいたダイサギはフナムシ類を食べていました。
・クロツラヘラサギ・・・お客様情報では、東なぎさと西なぎさの間にある水路にいたそうです。
・クイナ類・・・ヒクイナは下の池で確認されました。
・シギ・チドリ類①・・・タカブシギは去りましたが、クサシギがやってきました。確認場所は下の池「第一観察小屋」前です。
・シギ・チドリ類②・・・その他には、コチドリ3羽、イカルチドリ2羽、アオアシシギ7羽、イソシギ2羽、キアシシギ1羽でした。
・猛禽類①・・・幼鳥がやってくるシーズンになり、鳥類園内でオオタカとハヤブサが確認されました。どちらも下の池「亀島(通称)」上空を飛翔し、ハヤブサはムクドリを追っていました。
・猛禽類②・・・そのハヤブサは夕方には葛西海浜公園にも現れ、カルガモを狙う素振りを見せていたそうです。
・カワセミ・・・少なくともオスとメスが1羽ずついます。でも園内5カ所で確認されていることから、全体の個体数はもう少しいるのではないでしょうか。
・小鳥類①・・・久しぶりにメジロを確認しました。意外なことに鳥類園内では5〜7月はほとんど見られません。
・小鳥類②・・・コムクドリやオオヨシキリなど。
・その他・・・アブラゼミやミンミンゼミの声に混ざり、ツクツクボウシの声も聞こえています。気がつけば日も短くなり、夏も終わり・・・、いえまだまだ暑いですね。
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クサシギTringa ochropus 2020.8.23 下の池 撮影:古口 )
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ハヤブサFalco peregrinus 2020.8.22 下の池 撮影:古口 )