こんにちは!吉田です。
本日は6日(木)に行った月に一度の葛西臨海・海浜公園の全域調査の結果をご報告します。シギの秋の渡りが始まりキアシシギやアオアシシギ、ダイシャクシギなどが東なぎさの牡蠣礁や干潟で観察されました。
ただ、牡蠣礁にいるシギ類を見つけるのは難しいのでよーく探してみてください。
( キアシシギTringa brevipes 鳥類園下の池「擬岩」)
また、満潮になり東なぎさの干潟や牡蠣礁がなくなると、鳥類園の下の池に飛んでくることもあるので、この時期は潮見表を要チェックです。
( アオアシシギTringa nebularia 鳥類園下の池「擬岩」)
西なぎさでは幼鳥を連れたヒバリやトビが見られました。調査日には見られませんでしたが、西なぎさの西側のスピーカにはよくチョウゲンボウが止まっています。
( ヒバリAlauda arvensis 西なぎさ)
鳥類園ではオオヨシキリがほとんど見られなくなりました。この日は話題のヒクイナも確認できませんでしたが、ウォッチングセンター周辺下の池にはコムクドリが頻繁に見られています。
( コムクドリSturnus philippensis 鳥類園 下の池)
ゴイサギの幼鳥は上の池と下の池を繋ぐ水門で魚を捕っています。最近の定位置になってますね。水門にはカワセミがいることもあるので、のぞく際はそーっと覗いてみてください。また、夕方になるとゴイサギの成鳥も下の池で観察されています。