大原です。今日は皆様に嬉しいご報告です。
ガイドツアーでサポートスタッフを務めたり、ひがた・たんぼ倶楽部やコアジサシの営巣整備を手伝ってくれたりして、今や鳥類園には欠かせない中学生の渡邉 真央(わたなべ まなか)ちゃんが、昨年の学習コンクールにおいて文部科学大臣賞を受賞しました。

賞状がまぶしいです。右手にはメジロの仮剥製、左手に謎の物体を持っていますし、Tシャツも気になります。
今回、真央ちゃんが応募した学習コンクールとは、第23回「図書館を使った調べる学習コンクール」です。図書館や博物館で調べたり、フィールドワークを行ったりして、その結果をまとめるものです。真央ちゃんはもちろん鳥類について調べています。しかも「目の骨」について。写真の左手に持っているのはどうやらその骨・強膜骨(オオミズナギドリ・ウズラ)とのこと。
真央ちゃんが受賞した当時は小学高学年部門で、応募作品数は4万点以上もありました。その中から選ばれるとはすごい。でも作品を見てもらえると納得しますよ。大学生の卒論にも勝ります。作品はネットで公開されていますので、ぜひ皆さまご覧ください。・・・作品中に載っている川上さんたちとの写真がうらやましい。
↓この画像をクリックすると、作品を公開しているサイトに飛びます。
真央ちゃんの頑張りがこのように表彰され、私たちも本当にうれしいです。スタッフやボランティアさんを含めた関係者みんな、まるで自分たちが育てたと勘違いしちゃっています。すみません、真央ちゃんのお母さん。
真央ちゃん、本当におめでとう。これからも鳥類園をよろしくね。今後は研究者に敬意を表して「渡邉さん」と呼ばないとダメかな。
中央が渡邉真央さん。両隣のスタッフよりも望遠鏡を覗く様子がカッコイイ。