大原です。待ちに待ったプロ野球が開幕しました。でも応援する球団は安定のスタートダッシュ失敗。6タテもされました。いつものことなのでまったく動じなくなりました。とこのコメントも毎年恒例です。
それでは先週末の鳥類情報です。
・カモ類・・・カルガモは12羽の雛を連れた大家族がいました。雛はあちらこちらに動き回っていて、親鳥は大変そうでした。
・カイツブリ類・・・早い時期に誕生した雛は幼羽から成羽に生え変わっていました。そろそろ2回目の繁殖が見られる時期です。
・サギ類①・・・ヨシゴイは27日(土)に上の池を飛翔していました。本日(29日)も上の池で確認されています。
・サギ類②・・・下の池をつなぐ水門の「下の池」ではゴイサギが小魚を狙っていました。この場所はボラやハゼ類の稚魚が集まるポイントなので、サギ類がよく集まります。
・クイナ類・・・ヒクイナは平日に上の池2か所で確認されています。今年もどこかで繁殖していることを期待します。
・シギ・チドリ類・・・鳥類園内ではコチドリのみです。
・猛禽類①・・・27日(土)の植生調査中にフクロウの羽が拾われました。そういえば、6月上旬には目撃情報もありました。もしかしたらまだ滞在中かもしれませんね。
・猛禽類②・・・西・東なぎさ周辺ではトビが飛んでいました。
・カワセミ・・・鳴き声だけの確認です。
・小鳥類①・・・平日の記録ですが、下の池「第一観察小屋」周辺の水場でまさかのトラツグミが確認されました。この時期に確認されるとは驚きです。
・小鳥類②・・・そのほかには、オオヨシキリ、コゲラ、ハクセキレイ、ツバメです。コムクドリの飛来時期になりましたので、ムクドリの群れの中に混ざっているか可能性があります。
・その他・・・上の池「たんぼ(通称)」ではヌマガエルのオタマジャクシが大量に泳いでいました。
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カルガモ
Anas zonorhynchaの親子 2020.6.28 下の池 撮影:古口 )
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ゴイサギ
Nycticorax nycticorax 2020.6.28 下の池 撮影:古口 )
( フクロウStrix uralensisの羽 2020.6.27 下の池で取得 )