本日16日(火)、葛西海浜公園の調査に行ってきました。(大原)
一ヵ月前まではたくさんいたコアジサシたちは、1羽も見当たりませんでした。西なぎさを諦めて、別の繁殖地へ向かったものと考えられます。そんなわけでとてもさびしい状況での調査となりました。
そんな私を出迎えてくれたのはハヤブサです。西側にあるスピーカーの上にとまっていました。

コアジサシたちの営巣が続いていたら、ハヤブサの存在は脅威になったことでしょう。ハヤブサはすぐに飛び立ち、低空で飛翔し、あっという間に東なぎさへ飛んでいきました。

それにしてもハヤブサは姿をじっくりと拝ませてはくれませんね。なんて思っていたら20分後に西なぎさに戻ってきていました。

今度は草地の上です。上空のヘリコプターを気になってか、上を見上げていました。
そんなハヤブサを観察できるかもしれない観察会のご案内です。今週末、20日(土)に西なぎさで「野鳥の観察会」を実施します。言ってしまうと、コアジサシの雛を観察することを目的とした企画でした。まさかこんな事態にになるとは。水鳥の少ない時期ですが、講師の吉田くんは「大丈夫ですよ~」と自信があるそうです。ぜひ皆様ご参加ください。
野鳥観察会
・日 時:6月20日(土)10:30~11:30
・場 所:葛西海浜公園西なぎさ
・定 員:20名
・受 付:当日30分前から、渚橋を渡った先の案内所前にて先着順
・参加費:無料
・講 師:吉田祐一(NPO法人生態教育センター)
( ハヤブサFalco peregrinus 2020.6.16 西なぎさ 撮影:大原)