前回(6月6日)の記事以降もコアジサシの巣は減り続けてしまいました。(大原)
・6月7日(日)6巣
前日と比較して、波打ち際の1巣は失敗。でも、陸地側では新たに1巣増え、今後に希望が持てました。生息数は20羽程度。
・6月8日(月)2巣(情報提供:K様)
最も近い場所で抱卵していたNo.75の巣をはじめ、4巣が失敗。No.75は孵化まであと4~6日間程度でした。早朝から西なぎさが開園する9時までの間に、おそらくカラスにやられました。(後日の調査で割れた卵を確認)
・6月9日(火)2~3巣(情報提供:K様)
2巣は抱卵を続け、波打ち際では新たに産卵された可能性もありました。
・6月10日(水)0巣
ついにこの日が来てしまいました。西なぎさからコアジサシの巣がすべてなくなりました。生息数も2〜3羽。
一週間前には100巣もあり、孵化間近の巣もたくさんありました。まさかこうなるとは思ってもいませんでしたし、皆さまも同じ気持ちだと思いますが、とても受け入れられません。まだ可能性が0になったわけではないので、できる限りのことはしていきます。ですが、西なぎさは多くの方が利用する公園のため、保護区の撤去時期は近づいています。

白い石を撒いたエリアで見つかった、割れてから数日経った考えられるコアジサシの卵。