こんにちは、吉田です。早いもので5月中旬。
植物を観察していると花が散り、未熟な実がなっていて季節の移り変わりを感じました。そして鳥たちの顔ぶれも少しずつ変わってきています。
それでは週末の鳥情報です
・カモ類①・・・カルガモに交じってマガモのオスが1羽とホシハジロが4羽残っていました。
・カモ類②・・・西なぎさと東なぎさにはスズガモが群れで残っています。
・カイツブリ類・・・上の池に巣を作ったカイツブリは、順調に抱卵しています。しかし、ヨシが伸びてきて見えづらくなってきています。無事育ってくれるといいのですが。
・サギ類・・・鳥類園ではアオサギ、ダイサギ、コサギが見られています。
・クイナ類・・・オオバンはまだ3羽ほど残っています。ヒクイナは日曜日に2羽の声を同時確認しています。最近は上の池の水位が下がったためかクイナ池ではあまり確認できず、上の池の田んぼやセンターのスロープ前のヨシ原で声が聞こえていました。しかし、土曜日の雨で水位が変ったせいか、日曜日にはクイナ池と中の島の方から声が聞こえてきました。どうやら頻繁に移動しているようです。
・シギ・チドリ類①・・・鳥類園では6種のシギ・チドリ類を確認しました。主に下の池の擬岩(通称)前でコチドリ3羽、チュウシャク2羽、アオアシシギ2羽、キアシシギ8羽、キョウジョシギ2羽、トウネン1羽が見られています。
・シギ・チドリ類②・・・下の池の亀島(通称)では、コチドリが地面にお腹を擦り付ける姿が観察されました。もしかするとまた卵を産むかもしれません。
・カモメ類・・・コアジサシは東・西なぎさの上空に約140羽。アジサシも残っているようです。
・猛禽類・・・西なぎさ上空をハヤブサが飛んでいました。
・小鳥類①・・・オオヨシキリは上・下の池合わせて3か所で鳴いています。オナガ2羽、シジュウカラ2ムクドリ8羽、スズメ5羽
・小鳥類②・・・その他オナガやカワラヒワ、メジロなどを下の池の林で、ツバメを上の池上空で頻繁に確認しました。
・その他・・・渡りの途中の小鳥は確認できませんでした

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2020.5.17 地面に腹を擦り付けるコチドリ
Charadrius dubius下の池 撮影:吉田)

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2020.5.17 嘴で小さな何かをつかむキアシシギ
Tringa brevipes 下の池 撮影:吉田)

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2020.5.17 トウネン
Calidris ruficollis 逆光ですが・・・ 下の池 撮影:吉田)