こんにちは、吉田です。4月ももうすぐ終わりですね。
今月最後の週末の鳥情報です。春の渡りが始まっているようですよ。シギ類はもちろん、小鳥も。
・カモ類①・・・上の池では、コガモ12羽、カルガモ5羽、ハシビロガモ2羽、ホシハジロとキンクロハジロとスズガモは1羽ずつでした。
・カモ類②・・・東なぎさ間水路では80羽のスズガモの群れが残っていました。実は毎年何羽かは渡らず、東なぎさ周辺で越夏します。
・カイツブリ類・・・上の池に5羽でした。甲高い鳴き声が頻繁に聞こえてきています。
・サギ類・・・先週末は上の池と下の池を繋ぐ水門の下の池側でよく見られ、ダイサギ7羽、コサギ3羽、アオサギ1羽でした。また、20日の夕方にはゴイサギの成鳥と幼鳥を確認しています。
・クロツラヘラサギ・・・東なぎさの北側の岩場で2羽確認しています。詳しくは前回のブログにて!
・クイナ類・・・上の池の奥にある「中の島(通称)」付近でバンを2羽確認しました。もしかすると営巣するかもしれませんよ!要注意です。その他オオバン13羽、ヒクイナは声のみ午前中に確認しています。
・シギ・チドリ類①・・・下の池にある「亀島(通称)」でコチドリが営巣しているのを25日に確認しました。26日にも抱卵していましたよ。今年こそヒナが誕生するでしょうか。
・シギ・チドリ類②・・・下の池「擬岩」観察舎前の干潟では、チュウシャクシギが2羽確認され、今季の初認となりました。その他には、イソシギが2羽とアオアシシギが1羽。
・カモメ類・・・東なぎさ周辺をコアジサシが40羽ほど飛んでいました。こちらも繁殖期が近いです。
・猛禽類・・・下の池上空を珍しくハヤブサが飛んでいました。
・小鳥類・・・夏鳥が次々渡ってきています。サンショウクイ、キビタキ、オオヨシキリを確認。また、21日にはオオルリとコムクドリも確認されています。
・その他・・・他にはモズ、オオジュリン、ガビチョウなどが確認されています。

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抱卵するコチドリ
Charadrius dubius 2020.4.26 下の池 撮影:大原 )
( トビハゼPeriophthalmus modestusとヤマトオサガニMacrophthalmus japonicus 2020.4.26 下の池 撮影:大原 )