スポーツ観戦をしたくて仕方がない大原です。プロ野球で盛り上がれる日はいつ来るのでしょうか。 さて、鳥類園はコチドリの繁殖に向けて準備を始めました。近年、ウォッチングセンターの近くにある「亀島(通称)」では、コチドリの産卵が確認されます。この場所はボランティア作業により、コチドリの営巣環境となる砂地を維持していますが、今年はコロナウィルス拡大感染予防のために、活動は中止としています。その結果、「亀島」はこのような状況に。
砂地は草本類に覆われてしまいました。繁殖シーズンは近づいています。このままではコチドリたちに「亀島」を気にいってもらえません。 そこで、17日(金)にスタッフ3名による草抜きを行い、3時間の作業で17㎡を砂地にすることができました。
翌日の天気は大荒れでコチドリの姿は確認されませんでしたが、晴れた2日後、作業場所に2羽のコチドリが降り立ちました。
しかも、砂地にお腹をこすりつける行動まで確認されました。
順調にいけば今年も卵を産んでくれるかもしれません。ただ、いつも抱卵期間中に、カラスなどの天敵によって卵を食べられてしまいます。今年は「亀島」周辺で哺乳類の足跡も見つかりました。
今年こそは雛が誕生するように、巣の周囲を柵などで囲むなどの対策を行う予定です。