大原です。ウォッチングセンターは閉館中ですが、スタッフは勤務しています。なるべく交通機関を利用しないスタッフで。と言っても先週末は土曜日が爆風、日曜日が雪で街中に人は少なかったですが。
それでは先週末の鳥類情報です。
・カモ類①・・・シマアジ♂が上の池に飛来しています。3月31日(火)にチラッと鳥類園に寄った際にも、来園者から「シマアジまだいるよ~」と教えてもらいました。
・カモ類②・・・他には、ハシビロガモ約40羽、オカヨシガモ14羽、カルガモとキンクロハジロ9羽ずつ、コガモ8羽、ホシハジロ4羽と冬ガモが先週に比べだいぶ減ってきました。また東なぎさではウミアイサが観察されました。
・カイツブリ・・・上の池では縄張り争いが始まっています。今年も雛がたくさん誕生することを期待しています。
・サギ類・・・アオサギとダイサギが少数。
・クロツラヘラサギ・・・東なぎさに滞在中ですが、3月31日は西なぎさにも飛来したそうです。
・クイナ類・・・オオバンが10羽だけ。まだクイナやヒクイナもいるはずです。
・シギ・チドリ類①・・・鳥類園内ではコチドリが3羽、下の池の干潟で見られました。28日の夜にはアオアシシギの声も。
・シギ・チドリ類②・・・春になり、昼間に潮がよく引くようになっています。鳥類園と東なぎさの間は干潟が広がり、土日ともホウロクシギがやってきました。
・猛禽類・・・東なぎさには、チュウヒとミサゴ。
・小鳥類①・・・雪が降り、気温は0℃台。そんな条件化で調査に出かけた高橋君が15羽のエナガの群れに出会いました。調査に行った甲斐があって良かった。雪がやんでからその場所に向かいましたが、まぁいませんよね。
・小鳥類②・・・雪が少し積もった草地で、ハクセキレイが幼虫を探して出していました。
・小鳥類③・・・ツバメは増え、10羽ほど。一方で冬鳥たちはまだ見られます。ウグイス、ツグミ、アカハラ、アオジ、オオジュリンなど。
・小鳥類④・・・またまたガビチョウがいました。1羽だけの確認でしたが、複数羽いると嫌ですね。

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ホウロクシギ
Numenius madagascariensis 2020.3.29 なぎさ間水路 撮影:大原 )

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ハクセキレイ
Motacilla alba 2020.3.29 上の池 撮影:大原 )