高橋です。更新が大変遅れてしまい申し訳ありません。
皆様、3連休はどのように過ごされましたでしょうか。新型コロナウィルスの影響でイベント等が中止になる中、鳥類園はなんとか開園しておりました。22日はお昼頃に15m/秒の強風を記録し大変な一日でしたが、23日以降には風も弱まり、鳥たちも姿を見せてくれました。
そんな先週末の鳥類情報をお伝えします。
・カモ類①・・・上の池でオカヨシガモ8羽、カルガモ3羽、ハシビロガモ10羽、コガモ4羽、ホシハジロ41羽、キンクロハジロ5羽、スズガモ7羽。
・カモ類②・・・東なぎさではヒドリガモ26羽、カルガモ2羽、ホシハジロ13羽、スズガモ約000羽。ホシハジロとスズガモは旧江戸川でも見られています。
・カモ類③・・・そのほか、来園者より西なぎさでビロードキンクロが見られたと情報をいただきました。
・カイツブリ類①・・・上の池で4羽。夏羽になり始めているのか、頬回りが赤くなっています。
・カイツブリ類②・・・カンムリカイツブリはなぎさ間水路で1羽、東なぎさで4羽見られています。そのほか、24日にお客様より、なぎさ間水路でミミカイツブリが1羽見られたと情報をいただきました。
・サギ類・・・下の池でアオサギ、ダイサギが1羽、コサギが上・下の池合わせて2羽見られています。
・クロツラヘラサギ・・・23日にお客様より、東なぎさで1羽が休んでいると情報をいただきました。活動している姿はなかなか見せてくれません。
・クイナ類・・・上の池でオオバンが10羽。
・シギ・チドリ類・・・西なぎさでハマシギが30羽。お客様情報で、東なぎさでイソシギ11羽と、それに混じってクサシギが1羽見られたそうです。
・猛禽類①・・・オオタカ幼鳥が、24日に下の池の擬岩周辺のマツの木にとまっていました。お客様情報によると、マツの木にとまる前に何かを持って茂みの中に入っていたそうで、少しだけそのうが膨らんでいたとのこと。無事獲物にありつけたようで何よりです。
・猛禽類②・・・ノスリも24日に下の池で見られています。
・猛禽類②・・・ミサゴは22日に東なぎさ、24日に下の池上空で見られています。
・カワセミ・・・22日には上・下の池合わせて2羽、24日は下の池で1羽見られています。
・小鳥類①・・・アカゲラは23、24日に下の池第一観察舎周辺で見られました。23日には上の池沿いのサクラで採食する姿も見られています。
・小鳥類②・・・ムジセッカが24日の午前中、上の池沿いのヨシの中で見られています。
・小鳥類③・・・22日に、西なぎさでヒバリが2羽見られました。春の風物詩であるヒバリのさえずりが聞けるのはもうすぐでしょうか。もう2月も終わりですね…。
・小鳥類④・・・そのほか、モズ、ウグイス、エナガ、メジロ、ツグミ、ハクセキレイ、オオジュリンなど。
・その他・・・23日に、西なぎさでアビが見られたとお客様から情報をいただきました。
(オオジュリンEmberiza schoeniclus 2020.2.23 上の池 撮影:多和田)
(カワウPhalacrocorax carbo 2020.2.23 下の池 撮影:多和田)
(オオタカAccipiter gentilis 2020.2.24 下の池 撮影:高橋)