こんにちは、高橋です。
皆様、水仙まつり・冬のバードウォッチングフェスティバルのイベントにご参加いただき、ありがとうございました。そんなイベント中でも鳥類園はいつもどおり営業しておりましたので、その際に見られた鳥類情報をまとめてお届けします。
それでは、先週末の鳥類情報です。
・カモ類①・・・上の池ではオカヨシガモ6羽、カルガモ1羽、ハシビロガモ27羽、コガモ56羽、ホシハジロ52羽、キンクロハジロ5羽、スズガモ2羽が見られました。
・カモ類②・・・東なぎさ・西なぎさではクロガモ105羽、ホオジロガモ1羽が見られたほか、ヒドリガモ、スズガモ、ウミアイサが見られています。
・カイツブリ類①・・・上の池でカイツブリが6羽。
・カイツブリ類②・・・東なぎさや西なぎさでアカエリカイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリが見られています。アカエリカイツブリは2019年11月上旬にも西なぎさで確認されています。
・サギ類・・・上の池ではダイサギとコサギ、上の池・下の池両方でアオサギが見られています。そのほか、西なぎさでもダイサギ、コサギが見られています。
・クイナ類・・・オオバンが上の池・下の池合わせて21羽見られています。また、9日にはバンが上の池で1羽見られています。
・シギ・チドリ類①・・・下の池でイソシギが1羽。
・シギ・チドリ類②・・・東なぎさ・西なぎさで見られた群れを合わせるとシロチドリが15羽、ハマシギが19羽見られています。詳しくは
別記事のシギ・チドリ調査をご覧ください。
・カモメ類・・・お客様より、8日に東なぎさでオニアジサシが1羽見られたと情報をいただきました。
・猛禽類①・・・8日は上の池でオオタカとノスリが1羽ずつ見られました。オオタカはスズガモ♀を食べていたようです。9日は上の池および下の池でノスリが2羽見られています。
・猛禽類②・・・8日は午前10時から行われた観察会の際、地面の葉をついばんでいたヒヨドリたちが一斉に飛び立ったので上空を見ると、チョウゲンボウが観覧車周辺を飛翔していました。ヒヨドリはチョウゲンボウに警戒して逃げたようですね。また、西なぎさではミサゴが杭の上で魚を食べている姿が見られています。
・猛禽類③・・・9日には葛西臨海公園西側でオオタカとノスリ、東なぎさでハヤブサが見られています。西なぎさではミサゴが杭の上に長時間止まっていました。
・カワセミ・・・水仙まつりの期間中、観覧車の近くにある蓮池では成鳥♀が確認されました。鳥類園の上の池でも8日に見られています。
・小鳥類①・・・8日の観察会の際、キクイタダキが観覧車裏で3羽、海浜事務所北で2羽、クロマツの周辺でシジュウカラやメジロの混群に混じって見られました。9日にも下の池と葛西臨海公園西側で見られています。
・小鳥類②・・・9日には朝8時半頃、上の池北側のウメの木周辺でルリビタキの♀が見られました。そのほか、ビンズイもマツ林で見られています。
・小鳥類③・・・その他、コゲラ、オナガ、ウグイス、エナガ、シロハラ、ツグミ、セグロセキレイ、タヒバリ、オオジュリン、シメなどが見られています。

( シロチドリCharadrius alexandrinus 2020.2.8 西なぎさ 撮影:河又 )

( イソシギActitis hypoleucos 2020.2.9 下の池 撮影:門坂 )
( ルリビタキTarsiger cyanurus 2020.2.9 上の池 撮影:古口 )
( コゲラDendrocopos kizuki 2020.2.9 観覧車周辺 撮影:河又 )