こんにちは、高橋です。ブログ更新遅くなってすみません、次回は早く更新できるよう頑張ります。
さて、皆様、去年は大変お世話になりました。本年も鳥類園スタッフ一同どうぞよろしくお願いいたします。
年始も過ぎ新しい一年が始まりましたが、いかがお過ごしでしょうか。風邪が流行っているようですので、皆様お気をつけくださいませ(さっそく私は風邪を引いてしまいました)。
それでは先週末の鳥類情報です。
・カモ類①・・・上の池では、ホシハジロが146羽、ハシビロガモが41羽、コガモが1羽、キンクロハジロ7羽、スズガモ4羽が見られました。
・カモ類②・・・東なぎさには約12,000羽のスズガモが海上で見られますが、その中にウミアイサが2羽混じっている姿が確認されています。
・カイツブリ類・・・上の池でカイツブリが7羽見られているほか、東なぎさでカンムリカイツブリ、ハジロカイツブリが確認されています。
・サギ類・・・アオサギは上・下の池、ダイサギ・コサギは下の池で少数見られています。
・クイナ類・・・クイナが1羽、オオバンが7羽、上の池で見られています。クイナは4日に見られたもので、ウォッチングセンター前のヨシ原に一瞬だけ現れましたが、すぐにヨシ原の中に潜ってしまいました。
・シギ・チドリ類・・・アオアシシギが4羽、イソシギが2羽、下の池で見られています。5日に見られたアオアシシギのうち1羽は、足輪のついた標識個体のようです。
・猛禽類①・・・4日に、オオタカが上の池でホシハジロの群れに襲い掛かりましたが、狩りに失敗していました。また、ノスリが2羽で上の池と下の池を行き来していましたが、途中ハシブトガラスに攻撃され、2羽とも東へ飛び去っていきました。
・猛禽類②・・・そのほか、5日にミサゴが2羽、東なぎさの上空で旋回上昇をしていました。
・カワセミ・・・ウォッチングセンターのスロープ付近の池のほか、下の池の北側の観察窓(通称:擬岩前)でヨシにとまっている姿が見られています。
・小鳥類①・・・オナガがウォッチングセンターのスロープ付近に生えているトウネズミモチに群がって実を食べていました。オナガがいなくなるとムクドリやヒヨドリなどがかわるがわるやってきました。
・小鳥類②・・・4日、5日ともに、下の池の南側観察窓付近のマツ林周辺では、メジロに混じってキクイタダキが見られています。
・小鳥類③・・・そのほか、モズ、ツグミ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、シメ、アオジ、オオジュリンなどが見られています。来園者の方によると、公園西側ではコゲラ、アカゲラが見られているとのことです。

(コサギEgretta garzetta 2020.01.04 下の池 撮影:高橋)
(オオタカ幼鳥Accipiter gentilis 2020.01.05 上の池 撮影:岡田)

(オナガ
Cyanopica cyanus 2020.01.05 下の池 撮影:高橋)