大原です。毎月実施している鳥類園内の水生生物調査ではニホンウナギが捕まります。その確率、どれくらいだと思いますか?
2018年4月~2019年11月の期間では35%の高確率です。打率.350で考えたら首位打者のタイトルを獲得できます(毎回野球ネタでスミマセン)。
さて、そんなニホンウナギに関する講座があるのでご紹介します。
講師はウナギの研究をされている海部健三先生です。著書に『ウナギの保全生態学』があり、そのなかで紹介されている海外の保全事例は、鳥類園でも取り組めそうなこともあり、いつか取り組みたいです。
どうしてニホンウナギの保全に興味を持ってしまったのか。それは鳥類園内の「上の池」と「下の池」の両方で見つかること、年に1度ぐらいは食べる機会があると言った理由が挙げられますが、一番はこの顔。かわいい顔を見てしまうと、守ってあげたくなりませんか。

( ニホンウナギ
Anguilla japonica 2018.10.22 下の池 撮影:大原 )
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講演会「結局、ウナギは食べていいのか問題」
・日 時:12月7日(土)13:30~15:30
・場 所:江東区教育センター
(メトロ東西線 東陽町から徒歩5分)
・募 集:60名、小学3年生以上。
・参加費:無料
・申込み:えこっくる江東(月曜日は休館)まで
03-3644-7130
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