中村です。
鳥の少ない鳥類園ですが、昆虫などの情報を少し。
まずはこのトンボ。ウォッチングセンター2階の上の池側のセンダンの枝に止まっていました。コムクドリと撮り損なっていた直後でもあり「なんか見覚えのないヤンマ!」とドキドキしながら撮影し、じっくり本を見たところ、ギンヤンマの♀でした・・・。いつも見ていたやつでちょっと残念!キレイでしたけど。

(ギンヤンマ
Anax parthenope♀ 2019.9.8 ウォッチングセンター脇のセンダン 撮影:中村)
つぎはこの怪しい形の蛾。オオエグリシャチホコです。
2011年にも紹介 していました。ガラス越しに取ったのでややピントが甘いのはお許しください。幼虫はフジやハリエンジュ(ニセアカシア)を食べるそうなので、園内でも困まらなそうですね。
(オオエグリシャチホコPterostoma gigantinum 2019.9.8 ウォッチングセンター階段の壁 撮影:中村)
最後はこの白いもの。ガイドツアー中に磯の小路で質問されたもので、クサグモの「卵のう」です。『日本のクモ』によると、「子グモは卵のう内で越冬して、翌春に卵のうから出てくる」そうです。
クモ類は以前練馬区の仕事中に専門家の方について勉強したのですが、最近はさっぱり記憶の彼方なのでもう一度思いだしたいと思います。(忠)

(クサグモ
Agelena silvaticaの卵のう 2019.9.8 磯の小路 撮影:中村)