中村です。
大原くんが谷津干潟で行われている湿地学会に参加のため、土日ともに出勤でした。日曜の午後はガイドツアーでしたが、暑させいか、時期が悪いのか、見られたのはいつものサギ類やオナガ、ムクドリたち。狙ったコムクドリは現れず、期待のカワセミは直ぐに茂みの中に入り、コチドリは逆光とかなり厳しい状況でした。来月こそは何とかなるでしょうか?(忠)
(おまけ)とにかく暑いので、土曜の夜にはまたもや熱中症に。スタッフルームのエアコンが直るとよいのですが。
・カモ類・・・上の池・下の池でカルガモがいました。冬のカモたちがやってくるのはもう少し後のようです。
・カイツブリ・・・上の池に最大6羽いました。
・カワウ・・・鳥類園内には飛来しませんでしたが、東なぎさの樹木に集まりはじまりました。木の下がすでに糞で白くなっています。このまま繁殖してしまうでしょうか?
・サギ類・・・ゴイサギ、コサギ、ダイサギ、アオサギが魚を狙って下の池を中心に集まっていました。
・クロツラヘラサギ・・・先週に続き、8日の午前中に東なぎさにいたそうです。
・クイナ類・・・7日にバンの幼鳥が上の池で見られました。
・シギ・チドリ類①・・・土日の鳥類園で見られたのは、コチドリ6羽、キアシシギ2羽、アオアシシギ1羽、イソシギ1羽、タシギ1羽。タシギは上の池の園路沿いの湿地(通称「たんぼ」)にいました。
・シギ・チドリ類②・・・8日の午前中は大原くんが東西のなぎさのカウントも行ってくれました。鳥類園とは違い種類は多いです。ダイゼン1羽、メダイチドリ4羽、オオソリハシシギ1羽、チュウシャクシギ1羽、ダイシャクシギ2羽、ホウロクシギ1羽、アオアシシギ4羽、イソシギ2羽が見られました。渚橋のたもと(臨海公園側)ではトウネンが土日ともにみられ、日曜は最大18羽がいたそうです。
・猛禽類・・・鳥類園ではトビ1羽とオオタカが1羽。オオタカは、ほぼ成鳥の体羽になった個体が7日に下の池で見られました。以前からいた個体だと思われます。東なぎさではミサゴが最大2羽が見られました。
・カワセミ・・・上の池、下の池で見られています。
・キツツキ類・・・コゲラの声が土曜に聞こえました。
・小鳥類①・・・コムクドリは土日ともに見られました。日曜は10羽が下の池のエノキの実を食べにやってきていました。
・小鳥類②・・・土曜はキセキレイが1羽、下の池にいたそうです(お客様情報)。
(オオタカAccipiter gentilis 2019.9.7 下の池 撮影:中村)
(タシギGallinago gallinago 2019.9.8 上の池 撮影:中村)
(カワウPhalacrocorax carbo 2019.9.8 東なぎさ 撮影:中村)
( メダイチドリCharadrius mongolus 2019.9.8 西なぎさ 撮影:大原 )
( トウネンCalidris ruficollis 2019.9.8 西なぎさ 撮影:大原 )