ご無沙汰しております。小林です。
数日前からオオタカが確認され賑わってきた下の池ですが、本日8月12日は上の池でサギの集会があったようです(?)。ダイサギ・コサギ・アオサギと、結構な数で密集していて、ちょっと新鮮な光景でした。みんなどうしたんだろう…?
カワセミやカルガモ、カイツブリも多く見られ、上の池も賑やかになってきました。
そんなアツさマシマシの、先週末の鳥類園情報です。(小林)
・カモ類・・・上の池にカルガモが15羽見られました。数羽でまとまって泳ぎ回っていました。
・カイツブリ類・・・上の池にカイツブリが9羽見られました。その内、親鳥にくっついて泳ぐ幼鳥も見られました。まだ親鳥に餌をねだっているようです。先週頃まで見られていたカイツブリの巣は、今は無くなっています。
・サギ類・・・8月12日に、ダイサギ14羽、コサギ25羽、アオサギ10羽が、上の池の杭とその付近のヨシ原に密集していました。一体何だったのでしょうか…?一方で、ヨシゴイの姿は確認できませんでした。
・クイナ類・・・ヒクイナの幼鳥がいないか、上の池の「田んぼ(通称)」や下の池の竹林の辺りを探しましたが、見つかりませんでした。
・シギ・チドリ類①・・・東なぎさでホウロクシギが1羽見られました。東なぎさ手前の水路では、イソシギが5羽見られました。
・シギ・チドリ類②・・・最近、コチドリやキアシシギが増えてきた下の池ですが、オオタカ飛来の影響なのか、コチドリ3羽、キアシシギ2羽というくらいでした。
・猛禽類①・・・下の池にオオタカが1羽飛来しました。8月10日から毎日見られ、ウォッチングセンターで注目を浴びていました。
・猛禽類②・・・東なぎさでミサゴが1羽見られました。高い杭の上にとまっていることが多かったですが、たまにカワウやウミネコに混じって、干潟に降り立ちもしていました。
・カワセミ・・・3羽見られました。下の池では飛んでいる姿がよく見られましたが、上の池では水中に飛び込んで魚を獲る姿もよく見られました。しかし、時にはなぜか折れ枝を捕まえてくることも…。一体どうした…。
・小鳥類①・・・ムクドリの群れは見られたのですが、コムクドリは下の池に2羽見られたくらいでした。
・小鳥類②・・・数は少ないですが、ウォッチングセンターや下の池周辺で、コゲラやオナガがよく鳴いていました。クマゼミやアブラゼミの鳴き声にかき消されがちですが、耳を澄ませばちゃんと聞こえてきます。
(カイツブリTachybaptus ruficollisの幼鳥(右)に給餌する成鳥(左) 2019.8.12 上の池 撮影:門坂)
(ダイサギArdea albaとコサギEgretta garzetta 2019.8.12 上の池 撮影:小林)
(魚と間違えたのか、水中に飛び込んで折れ枝を捕まえてきたカワセミAlcedo atthis 2019.8.12 上の池 撮影:小林)