ご報告遅くなりました。小林です。
先週末は天候が安定せずに雨が多かったですね。そんな中でも、上の池ではカイツブリの雛鳥は元気良くあちこちを泳ぎ回っていました。
下の池ではハクセキレイとカルガモの幼鳥もそれぞれ見られていて、多くの鳥たちの繁殖シーズンといった感じです。
そんな先週末の鳥類園情報です。(小林)
・カモ類①・・・上の池と下の池でそれぞれカルガモが見られ、下の池の方では幼鳥の姿も見られました。東なぎさにはスズガモが1羽だけ見られました。
・カイツブリ類・・・上の池でカイツブリが6羽見られ、その内2羽が幼鳥でした。新たに確認された巣の方では、親鳥と幼鳥が一緒に巣に座り込んでいて、親鳥が巣の手入れをしている様子も見られました。
・サギ類・・・先週末もサギ類は多く、コサギが上の池に7羽ほど集まっていました。池に陸地があるほど多く集まるようですね。ゴイサギやアマサギも、それぞれ1羽ずつでしたが、まだまだ見られました。
・クロツラヘラサギ・・・先週末は、上の池や下の池、東なぎさのほうでもクロツラヘラサギは確認されませんでした。もしや遂に渡りに飛び立ったのでしょうか…?
・クイナ類・・・オオバンが上の池で2羽見られました。ミシシッピアカミミガメと一緒に、水の浅い場所に佇んでいました。
・シギ・チドリ類・・・下の池でキアシシギが1羽見られました。まだ残っていたんですね。コチドリは3羽見られ、ひっきりなしに飛び回っていました。
・猛禽類・・・東なぎさで、ミサゴが1羽見られました。
・小鳥類・・・オオヨシキリやヒヨドリ、シジュウカラが元気良く鳴く傍らで、ガビチョウの鳴き声も聞こえてきました。6月23日には、下の池で姿も見られました。

(カイツブリTachybaptus ruficollisの親子 2019.6.23 上の池 撮影:小林)

(ガビチョウGarrulax canorus 2019.6.23 下の池 撮影:門坂)