長かったです、ゴールデンウィーク。次の10連休は30年後でお願いします。
今回は8日間分の鳥類情報です。(大原)
・カモ類①・・・ヨシガモ♂が頻繁にやってきていました。オカヨシガモ♀と一緒に行動することが多かったです。
・カモ類②・・・他のカモ類は個体数の多い順に、キンクロハジロ27羽、コガモ13羽、ホシハジロ8羽、カルガモ5羽、マガモ2羽、スズガモ1羽です。
・カイツブリ類①・・・上の池水族園側で雛が2羽誕生していました。もう1巣ぐらいありそうです。
・カイツブリ類②・・・海側ではカンムリカイツブリがいます。毎年1~2羽が越夏します。
・サギ類①・・・昼間は少数しかいませんですが、夕方には10羽以上集まっていました。
・サギ類②・・・5月3日はアマサギが旧江戸川にいました。
・たクロツラヘラサギ・・・上の池で2羽見られたのは4月28日まででした。例年とほぼ同じ時期に渡去したことになります。
・クイナ類・・・どこかでバンが営巣していそうな気がします。今シーズン2羽見られていたヒクイナも繁殖を期待したいです。個体数はオオバン9羽、バン1羽、ヒクイナ1羽(4月29日)。
・シギ・チドリ類①・・・コチドリの交尾が確認されました。下の池「亀島(通称)」で産卵してくれるでしょうか。
・シギ・チドリ類②・・・鳥類園内の個体数は少なく、キアシシギ5羽、コチドリとチュウシャクシギとアオアシシギが4羽ずつ、イソシギとタシギが1羽ずつでした。
・シギ・チドリ類③・・・東・西なぎさ周辺では、ハマシギ約200羽、チュウシャクシギ75羽、ミヤコドリ66羽、キアシシギ20羽、アオアシシギ10羽、ミユビシギ5羽、ダイシャクシギ1羽、ホウロクシギ1羽、ソリハシシギ1羽、オオソリハシシギ1羽。
・猛禽類・・・ノスリはいつまでいるのでしょうか。鳥類園内にシギ・チドリ類が少ないのはノスリのせいではないかと思ってしまいます。
・小鳥類①・・・5月5日の観察ツアー中にサンショウクイが確認され、下の池周辺の樹林を行動していました。
・小鳥類②・・・キビタキとセンダイムシクイも確認が続いています。
・小鳥類③・・・夏鳥のオオヨシキリの声が目立つなか、冬鳥のツグミ、アカハラ、アオジがまだ残っています。

( 交尾をするコチドリ
Charadrius dubius 2019.5.4 下の池 撮影:木内 )

(
ノスリ
Buteo buteo 2019.5.6 下の池 撮影:門坂 )

( オオヨシキリ
Acrocephalus orientalis 2019.5.5 下の池 撮影:門坂 )