最高気温が20℃を超えた先週末、ウグイスのさえずりはもちろんこと、下の池樹林ではヒガラも鳴いていたそうです。声といえば、夜には「ジーーー」とクビキリギスの声も聞こえるようになりました。(大原)
・カモ類・・・キンクロハジロは先週末より少し減って79羽。次に多かったのはホシハジロではなくてコガモで18羽でした。ホシハジロは17羽、ハシビロガモ3羽、カルガモ2羽です。
・カイツブリ類・・・上の池に5羽。巣はまだ見つかっていません。
・サギ類・・・久しぶりにゴイサギが昼間に姿を現し、ダイサギは目の先が青くなりました。
・クイナ類・・・バンとオオバンの他、来園者情報ではヒクイナも確認されています。上の池海側ではなくて「(通称)クイナ池」にいたそうです。
・シギ・チドリ類①・・・コチドリは数羽飛来していますが、東なぎさ間水路や水辺ライン発着場など、鳥類園の外にいることが多いです。コチドリがいつでも繁殖できるように、7日(日)閉館後には下の池「亀島」の草を抜きましたが、ヌカカが刺してきてつらかったです。
・シギ・チドリ類②・・・鳥類園外では、東なぎさ間水路にダイシャクシギやホウロクシギ、ハマシギ。東なぎさにはミヤコドリが約200羽いたそうです。
・猛禽類①・・・7日(日)にはアルバイトスタッフのK君がハイタカを撮影しました。6日(土)にはツミのような個体が上の池上空を飛びましたが、どなたか確認されていませんか?
・猛禽類②・・・その他、鳥類園ではノスリ、東なぎさにはミサゴがいました。
・カワセミ・・・見ていません。今シーズンも繁殖期にはどこかへ行ってしまったのか。
・小鳥類①・・・アカハラやヒガラ、ツグミ、シメ、アオジ、オオジュリンなどの冬鳥がまだ残っています。
・小鳥類②・・・楽しみな夏鳥は、オオルリが渡来したそうです。

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ツグミ
Turdus naumanni 2019.4.6 下の池 撮影:古口 )

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オオジュリン
Emberiza schoeniclus 2019.4.6 上の池 撮影:古口 )